ミュンヘンで恋に落ちる!
岡山で毎月開催されている
下関の山崎先生が主催する歯科医師勉強会YSC
当院で勤務しているM先生とT先生も
今期参加しているので私も久しぶりに
顔を覗かせる。
オブザーバーも含めて参加者が増えていて驚く!
30名近い若い先生が日曜日をつぶして
勉強している姿に感動する!!
私も若い人に負けていられない!!!
8月13日火曜日 ハイデルベルグを朝の7時に出発して
3時間30分もの時間アウトバーンを疾走して疾走して
何とか午前10時半にミュンヘンのホテルに到着した。
ホテルのフロントでC先生のオフィスの場所を伺うと
新市庁舎の真ん前のミュンヘンの街のど真ん中にあり
ホテルから歩いて10分で行けると聞いた。
11時過ぎに何とかC先生の診療室に到着した。
ヨーロッパの歯科医院はほとんど看板を出していない。
インプラントを専門に扱い歯科医院の場合
一般の歯科医院から紹介される方を診ることが多く
飛び込みで歯科に来る患者さんは皆無なため
看板は必要ない!
K先生のオフィスの場所もビルの4階とわかりにくいが、
ミュンヘンでいやドイツで一番有名なインプラント専門医C先生と
補綴専門医のR先生の2人の有名な先生の共同クリニックは
看板こそ小さいが診療室の中は凄く広く当たり前のように
個室で5、6台の診療イスしかなかった。
インプラント専門医のC先生は休暇でお休みと聞いていたので
私はR先生のインプラントの被せ等の診療が見学できると
期待していた。
しかし、私の期待は裏切られた!
それも良い方に!!
私がオフィスに伺ったとき、既にオペ室では
インプラントのオペが始まっていて、私も急いで
オペ着に着替えて、オペ室に入って見学を始めた。
その日のオペは大掛かりなインプラントのオペだった。
それも全ての歯を失った方に
1日で6本のインプラントを埋入する。
それも奥の数本はサイナスリフトと言う上顎洞を
挙上して行うオペ!
しかし、R先生の手際は凄く良かった。
私が伺ったとき、ほぼ右上の3本のインプラントの処置は終わっていて
それからわずか1時間弱の短時間で左上の3本のインプラントの処置を
終わらせたのだ。
それも、私とは英語で会話をしながら、
患者さんとはドイツ語で会話をしながら。
こういった有名な先生方を私たちは「外タレ」とお呼びし
日本でのインプラント学会の目玉の講師としてお呼びしたり、
また世界中で講演や発表をされている。
そんな凄いビッグネームの「外タレ」のR先生が
初めてお話する私に気さくに声をかけてくださるのだ。
オペが終わり、R先生がマスクを外された。
そこには笑顔で私に挨拶される
ドイツ人のジョージ。クリーニーの姿があった。
私はミュンヘンで
イケメン歯科医師に
一目で恋に落ちた。