All-on-4 (オールオンフォー)治療
当院には、30代、40代の女性で
若くして不幸にして全ての歯を失って
しまった方も多く来院される。
「説明をされないまま、どんどんと
歯を抜かれてしまったんです!」
ボロボロと涙を流しながら話される。
掛けるべき言葉が見つからない!
今からの40年、50年の人生
どんな歯で生きてゆくか?
私としっかり相談しませんか?
不幸にして全ての歯を失った方の究極の治療は
完全なるインプラント、
それも従来の8本から12本の多くの本数の
インプラントを使うのではなく
最低でわずか4本のインプラントで12本の
歯を支えるAll-on-4(オールオンフォー)だろう。
All-on-4(オールオンフォー)はリスボンの
マロー先生が開発された。
火曜日も、水曜日も、当院ではこの
All-on-4(オールオンフォー)のオペが行われた。
うまく行けば抜歯をしたその日に固定式の仮歯が
入るこのテクニックは、本当に素晴らしいだが
最近では大きな失敗例も数多く報告されていて
このAll-on-4(オールオンフォー)に関しては
否定的な論調も多い。
All-on-4(オールオンフォー)は本当にダメだめなのか?
私は決してそうは思わない!!
当院でも多くの方が、このテクニックで
治療を受けてもらって、凄く喜んで頂いている。
確かに、上顎で骨が少ないケー
スでは
手術は困難を極める。
当院ではザイゴマインプラントはしていないので
このAll-on-4(オールオンフォー)が適応される
方は、歯を失なった方の80%位!
逆に言うと20%の患者さんは
ザイゴマを使用しないと難しい。
水曜日は上の仮歯の調整に時間が掛かり
夜の9時前まで診療が伸びた。
私にはこのAll-on-4(オールオンフォー)の
師匠、メンターが数名いる。
札幌のT先生、秋田のA先生、銀座のS先生
そして所沢のI先生と、徳島のS先生
徳島のS先生のオペの始まる時間を聞いて
私は心底驚いた。
All-on-4(オールオンフォー)のオペ開始時間は
夜の7時から8時!!
それから永遠とオペは続き
夜を徹して徹夜での仮歯の調整が続く!
終わるのは翌朝の5時と聞いた。
徹夜するスタッフも大変だが
院長先生の凄さは半端ではない!!
夜の9時で文句を言ったら罰が当たる。