女性歯科医師セミナー
月曜日、岡山大学卒業式同窓会説明会
卒業謝恩会、水曜日、同窓会理事会
木曜日、午前中に2件の打ち合わせと
決済、午後は同窓会主催の女性歯科医師セミナー
忙しさが加速するのはなぜ?
私は歯科医師の仕事は素晴らしいと思っている。
なぜなら、夜勤は普通はない、
患者さんは普通は歯科で死なない、
その上に患者さんのQOL生活の質の向上に
凄く寄与することができる。
素晴らしい仕事だ。
しかし、歯科医師になるためには
多くの困難もある。
例えば、現役で歯学部、歯科大学に入学しても
最短で卒業まで6年かかる。
その上に今では最低でも1年間の研修医生活を
過ごして、合格しないと診療できない
仕組みになっている。
研修医の1年の後で、大学院に進むとプラス4年
現役で18歳で歯学部、歯科大学に進んでも
大学院に進むと早くても29歳、一浪で30歳
一浪、一流で31歳。
男性ならまだしも女性なら
私はいつ結婚して、いつ出産するの?と
悲鳴を上げることになる。
だから同窓会会長の私の
「女性の学生さん、若手の歯科医師を支援しよう!」
の一言で女性歯科医師支援セミナーは始まった。
その女性歯科医師支援セミナーが今年も
本日の午後、岡山大学歯学部で開催された。
講師に選ばれた3名の先生は
もちろん3名とも岡山大学歯学部卒業で同窓会員
私の後輩の先生たちだ。
最初のA先生は、歯周病の医局を、まさに本日退職されて
九州大学歯学部で活躍されている歯科医師の近々結婚される
ご主人の元に行かれる。
大学院で学位を取り、早くから助教の仕事で
国内のみなならず、海外の学会でも多くの研究発表を
されてきた。
2番目のB先生は、スペシャルニーズ歯科で摂食嚥下治療を
専門にされていて、当院でも数年前に往診先の高齢者の
摂食嚥下治療でお世話になっていた。
数年前、一般の方と結婚されていて、1歳児の育児と
家事と仕事を両立されている先生だ。
3番目のC先生は、学生時代から口腔外科に興味を持ち
卒後、すぐに大学院に進み、ハーバード大学にも
数年留学された経験のある先生。
3名の先生とも仕事に対する情熱を熱く熱く
語ってもらい、会場も徐々にヒートアップ!!
最後の質疑応答は、女子会のノリになり
50歳になった「おじ様歯科医師」の私には
全く付いてゆけない。
しかし、女性歯科医師の先生や、女性の学生さんの
意見が赤裸々に聞けて本当に有意義な時間となった。
結論から言うと、女性は本当に大変だ!!