歯科衛生士学校 謝恩会 その1
日曜日、東京で開催される
インプラントのコースに
参加するために、早朝5時55分に
起床!!
新しい愛人のリーフちゃんに乗り
岡山空港へ急ごうと思っていると
なぜか両足に痛みを感じる。
そう言えば昨日???
私は長年、ある歯科衛生士専門学校の
非常勤講師を務めさせてもらっている。
また当院では、毎年歯科衛生士学校の学生さんを
預かり、実習医院として、きちんと指導を
させてもらっている。
その歯科衛生士専門学校の卒業式、謝恩会が
昨日の土曜日、岡山全日空ホテルで開催された。
私と、T先生と、F先生が、この謝恩会で
仮装をして、踊って歌うことが、ここ数年
定番になっていた。
私も、T先生も、F先生も、人前で単に
バカをしているのでは決して無い。
この4月から厳しい社会に出る学生さん達に
「チャレンジする心を持って欲しい!」
と言う崇高な思いから、私たち3人組も、
敢えて毎年チャレンジを行なっている。
今年のチェレンジのお題を
私は、韓国のPSY(サイ)の江南スタイルは
どうかと二人に打診していた。
今年、私が仕事で言った微笑みの国「タイ」の
オカマショーで、世界中から来ていた観光客に
一番受けていたのが、このPSYの
江南スタイルだっかからだ。
しかし、3名が協議した結果、
ゴールデンボンバーも考えた末、
最終的にはF先生が一押ししたAKB48の定番
「ヘビーローテーション」に決まった。
F先生が,この曲ならほぼ完璧に踊れますと
一言が決め手となった。
AKB48ならぬ、OKB48
岡山大学バカ3人トリオ、平均年齢48歳でも
面白いかもと、私は直感でそう感じた。
謝恩会の1ヶ月には、F先生から私とT先生の元に、
このDVDを見るだけで誰でも
「ヘビーローテーション」が踊れることが
できるというDVDが届いた。
このDVDは全てを見るだけで60分以上かかる大作で
F先生の今回の謝恩会に対する思いが私にも
凄く伝わってきた。
その反面、ここ数年間、不動のセンターだったこの私が
今回は完璧に踊ることができるF先生に
センターの座を明け渡し、バックダンサーに
なる覚悟をしていた。
と言うより、F先生に今年は完全に任せて
サビの踊りだけ覚えて、全く練習をしないでいた。
言い訳をするなら、1週間前の同窓会の講演会で
一人の演者として発表をした私は
1週間前までは、ダンスを覚える暇はどこにも無かった。
「大丈夫!このDVDを見るだけで誰でも踊れるから!!」
私はF先生から届くメールを頑なに信じていた。
例年通り、診療やその他で多忙な私とT先生と
F先生は謝恩会の前日の金曜日の夜に
我が家に集まって、最終的な振り付けの
チェックをすることになっていた。
約束の午後8時30分より、15分早く
我が家に到着したT先生が私にこう言った。
「中野先生、大変です!
F先生が!!F先生が!!!!!」