英語の論文を読むということ
スタディグループの勉強会に
新しい愛人、いや間違った
新しい愛車のリーフに乗って
向かう。
昼間は、リーフの蓄電池から
自宅と医院に給電しているためか?
乗ると継続距離がたったの「38キロ」
と表示される。
電気自動車で岡山市から
出ることは無理!!
本日のスタディグループの勉強会の講師は
広島市開業のS先生!
S先生はインプラントのメーカー主催の
セミナー講師を努めるほど歯科界では
有名人であるのだが、さすがに発表も凄くうまい。
このS先生のプレゼンでは、多くの論文が引用されて
エビデンスベースで話されていることがよく分かった。
今の歯科の世界では「エビデンスあるの?」が
合言葉になっているように、エビデンス重視になっている。
エビデンスとは「証拠」のことで
あなたの行なった歯科治療は、
なぜそうしたかという確固たる証拠はあるの?
と私たちは日々問い詰められているのだ。
もちろん歯科治療は医療であるので自己流は許されない
エビデンスに沿った治療が求められているのだ。
そのエビデンス、証拠を示すのが、世界でドンドンと
発表されている歯科治療に関する論文だ。
その論文の引用も、今ではインパクトファクターが
どうのこうのと困難で、私にはついて行けない。
私が岡山大学歯学部に所属していた今から
26年から22年前にも、もちろん歯科の世界には
数々の論文があり、医局では毎週のように英語の
論文を読む会合があった。
医局に在籍する以上、順番に英語の論文を日本語に訳して
発表をしないといけなかった。
私にはその行為が凄く苦痛だった。
いつも誰かに手っ取り早く結論だけ
おいしいところだけ、日本語で
教えて欲しいと思っていた。
それが今の若い先生たちは、誰かに命令されるのでなく
自ら英語の論文をネットで検索して、自ら英語の論文を読んで
自ら進んで人前で発表される。
時代が変わったのか?それとも
私の出来が悪いのか??
「あわてず」「あせらず」「あきらめない」で
しっかりと英語の論文を読もうと思った私は
なぜか5分で夢の中!!
千里の道も一歩からと言うが
その一歩を踏み出すことが
本当に難しい!!!