今日から当院は仕事始め！

６日間も診療を休んでいたので
留守番電話の件数は５０件近い！

急患等、出入りの激しい診療を予想していた
私たちだが、意外にスムーズに一日が終わり
ホットする。

本当に幸先の良い出足となった！！

昨年、１２月２８日の午前中で年内の診療を
全て終えて、午後は皆で大掃除！！

翌朝の午前８時前、私は岡山空港の出発ロビーにいた。
ソウル便に搭乗するためだ！

ソウルでは友人の紹介で、韓国インプラント界の重鎮
「キム　ホンギ先生」の診療室に伺って
見学をさせて頂く手はずになっていた。

キムホンギ先生は韓国インプラント界の第一人者であり
日本の東京医科歯科大学に数年間在籍されていたこともあり
日本語もペラペラである。

１年前に移転されたと言われる新しいオフィスは
明洞駅からすぐの場所にある新しいオフィスビルに入っていた。

氷点下のソウルで私はタクシーでオフィスに向かい
熱い歓迎を受けた。

韓国のインプラント治療は日本より進んでいる点が凄く多く、
人口に対するインプラントの本数は日本の数倍にも達する。

韓国の歯科医師の９０％以上がインプラント治療を手がけるとも
言われ、今や韓国のインプラントや器具、機械が日本に
ドンドンと輸入され、素晴らしい成績を収めている。

その韓国インプラント界のドン「キム　ホンギ」先生は
本当にお優しいお人柄で、初対面だった私に
「何でも聞いてください！」と言われる。

キムホンギ先生の診療室と別棟のビルにはセミナールームも
完備されていて、日本から定期的に歯科医師を受け入れて
インプラントに関するセミナーを行っていると言われる。

多くの日本人歯科医師が「キムホンギ先生」に
お世話になっているのだ。

私が診療室にお邪魔した時間に、息子さんの院長先生が
サイナスフトとオペの最中でその診療のレベルの高さを
まざまざと見せて頂いた。

院長先生が私と近い世代の４６歳ということを考えると
キム先生はいったい何歳なのだろう？

恐らく８０歳近い年齢になるんではないだろうか？

それなのに毎日診療室に出てきて、今でも
診療室でのインプラントのオペの３分の１は
自ら行われると言われる。

６０歳まであと１０年間が体力的な面で
私が本気で歯科医師の仕事に向かうことができる年齢か？
と思っていた私は大先輩の活躍を見て
何か大きな自信を持つことができた。

「お昼でも一緒に食べましょう！」と言うことで
私は歯科医師の大先輩のキム先生に
鱈のチゲ鍋をご馳走になった。

本当に御馳走様でした！美味しゅうございました！！

その上に地下鉄の乗り場はもちろん、空港に行く
特急の乗り場までわざわざ来て下さって
日本人のこの歯科医師の私をわざわざ見送って下さった。

地下鉄の切符売り場でマゴマゴしていた私の代わりに
切符まで買って下さり、地下鉄の中では
私の「荷物を持ちましょう！」とまで言って下さる。

これは韓国の儒教の教えによるものか？
それとも、キム先生の持って産まれた
大きな人間力によるものか？

生意気なことを思う若輩者の私であるが
当院に見学に来られる歯科医師の先生にも
キム先生と同じように接したいと心から思うと共に
極寒のソウルで凄くハートフルな
時間を過ごす私だった。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。