歯医者のオークション!
歯の裏側に装置を付ける
舌側矯正!
装置が見えないために若い女性を
中心に根強い人気がある治療法だが
一番の欠点は装置の取り外しが困難なこと!
今日も、衛生士から私のもとにSOS!
院長の私が衛生士に手本を見せて
頑張らないといけないのだが
装置が小さくて、小さくて、
なかなかワイヤーが止まらない!!
数件終えて、ドッと疲れる!!
世の中には、2つのタイプがあると
私は思っている。
それは高いものを買ったからと自慢するタイプと
安くものを買ったからと自慢するタイプだ。
前者は「俺のこの車、500万もしたんだぜ!」
と自慢するタイプ
後者は「わしのあの車(本当はもっと価値があるのだが)
200万円で買ったんや!」と自慢するタイプ
私はもちろん後者のタイプだ。
歯科医院の院長である私はだからオークションで
歯科の材料や機械を格安で購入することが多い!
今日もメールを見ると定価15万5千円の
口腔内カメラを4万2千円と格安で落札していると
メールが届いていた。
(新たな口腔内カメラが当院に必要かどうかは
不明である!)
インプラント手術用の無影灯も
オークションで格安で落札した。
光照射器も、インプラントオペの説明用の
骸骨も私は全てオークションで購入している。
そして、スタッフに
「この骸骨いくらやったと思う?」
「凄く安く買ったんやでー!!」と
なぜか大阪弁で話して、軽い顰蹙を買っている。
今の日本の歯科の不況を表すように、オークションには
歯科医院の横流し?(本人から?スタッフから?)
を疑うような商品が続々と出品されていて、
複雑な心境にもなる。
しかし、同じ品物であれば、少しでも安く買うことが出来れば
医院経営上、それが一番素晴らしいと思って
せっせせっせと私は入札を繰り返している。
手術用カストロビジョーの持針器も普通に買えば
3万も4万もするものを私は格安の3000円で購入した。
先日の勤務歯科医師が集まって行なった
豚顎を使ったオペのトレーニング!
私は太っ腹に勤務歯科医師にオークションで購入した
カストロビジョー持針器を回して練習をさせた。
。。。。。
数名が使い、私の元に戻ってきたカストロビジョー持針器は
一番繊細な持ち手の部分が壊れていた。
安かろう!悪かろう!!
安物買いの銭失い!!!
どうやらこのセリフは私のために
あるようだ!!