スイスでインプラント研修 その2
待ち時間が嫌いなために
ルーブル美術館に早く入って
一番に入ろうと考えていた。
今日は月曜日、日曜でないので
そう込んでいないのでは?
パッシー駅から地下鉄を乗り継いで
ルーブルに到着!
オープンする9時の1時間以上前に付いた私は
15年ぶりのルーブルの荘厳な佇まいに圧倒された。
しかし、パリの朝は肌寒い。
そんな中、ルーブルのピラミッドの前には
日本人女性を含めて既に10名くらいが並ばれていた。
これなら楽勝と思った私はルーブル内のカフェで
朝食を食べることにした。
このカフェにも15年前に私は家族と来たことがある。
フランスパンのトーストが香ばしくて
オレンジジュースがフレッシュで凄く美味しかった記憶がある。
カフェがオープンする8時と同時に
私が一番でこのカフェに入った。
美味しいフレッシュなオレンジジュースと
フランスパンのトーストは15年前と
変わっていなかった。
朝からパリを満喫して
30分後にピラミッドの前の入り口を見ると
「オーマイ ガッー!」
既に長蛇の列が出来ていた。
そんなときでも旅なれた私は決して慌てない!
出発前、妻に見せてもらったパリのガイドブックには
リオン口と言う穴場の入り口があると書かれていた。
私は基本旅行にはガイドブックは持参しないので
リオン口を探すことに少しだけ苦労したが
セーヌ川沿いに入り口を発見した。
そのリオン口にはピラミッドの前と違って
2名しか並んでいなかった。
「並ばれているんですか?」
日本人女性の2人組に声を掛けた私は
ここは本当に穴場だと安堵して
まだ9時まで時間があるので
周りの庭を散策することにした。
暖かい光が差し込むルーブルの中庭は
暖かな空気が広がっていた。
「気持ちいい!」
そんな悠長な私に先ほどの2人組の女性
の一人が声を掛けた。
「先ほど聞いたらリオン口、今日は
クローズドみたいです!」
えっ!何だって???
急いでピラミッドの前の入り口へと戻る。
そこには見たことの無いような長だの列が!!!
オーマイガッー!