丁寧な仕事、心のこもった仕事
プロバイオティクスを取り入れるために
バイオガイアジャパンの方に
来て頂いて当院でミニセミナー!
いきなり「中野先生は岡山大学歯学部
同窓会の会長ですよね!」と言われる。
なぜ同窓会のことを?と不思議がると
その方は広島大学歯学部同窓会の役を
されているとのこと!
世間は狭い!歯科の世界はもっと狭い!!
私は余り外食をしないし、好まない!
お家で食べるご飯が一番美味しいと
思っているからだ。
たまに外食をするときはチェーン店は
ワタミ以外はダメで、ファミレスも
私はほとんど行った事がない。
私が行くのは作り手の顔が見える
小さなお店やレストランに限定される。
もちろん外食産業は競争が激しく
凄く努力されていることもよく承知している。
私の愛読書のひとつは「日経レストラン」でもある。
そんな私が、料理に求めることの1つが
丁寧な仕事と、料理に込める情熱である。
セントラルキッチン方式のチェーン店では、
どうしても作り手の思いがこちらまで届かないような
気がして、わざわざ自分のお金を出してまで
食べる気がしない!!
だから食事をする店はかなり限定されるが
ほとんど外で食べないので限定されていても
全く問題はない。
丁寧な仕事としっかりとした思いが込められた
料理は本当に心のそこから美味しいと感じる。
そんな私が院長をする歯科医院に
ここ数日、立て続けに入れ歯の具合が悪い方が
新患として来院された。
私たち、歯科医師はその入れ歯を見れば
その入れ歯が丁寧に作られたのか?
歯科医師や歯科技工士が情熱を持って作られたのか?
それてもどうでないのかは一目瞭然である。
保険の入れ歯は不採算部門であるので
頑張れば頑張るほど赤字になる。
だからと言って手抜きの入れ歯を作ると
その歯科医師や歯科技工士の悪い思いが
入れ歯に込められて皆を不幸にする。
「保険の入れ歯だからこんなものだ!」
「保険の入れ歯だから限界がある!」
私自身そう思っていることはないか?
自分に厳しく自問自答したい!
丁寧な仕事としっかりとした思いが
込められた入れ歯で食べる食事は
心のそこから美味しく感じられるはずだ!!