インプラント臨床マイスター
他の歯科医師の先生の活発な
症例発表に大いに刺激を受ける。
私より15歳以上も若い先生が
フルマウスの大きなケ-スにインプラント治療を
きちんとされている症例を見させて頂く。
「凄いな!」と感嘆するしかない。
当院もインプラント治療を始めてから
20年になる。
一番長い症例の方で19年の経過がある。
とは言っても最初の10年は
私も恐る恐る行っていたこともあり
年間で5本から10本しかインプラントを
埋入していなかった。
当院が開業と同時にインプラントを導入したのは
同じ時期に京セラと言う会社がPOIと言う
チタン製のインプラントを発売したからだ。
開業前に勤務していた歯科医院が
京セラのインプラントを使っていた関係で
私も何となく京セラのインプラントを導入した。
岡山は20年も前はインプラント治療に否定的な
方も多く、私もそんなに積極的に薦めてはいなかった。
しかし、10年以上の長期の経過症例が増えるにつれて
当院でインプラントを受けられた方のご紹介で
最初からインプラントを希望されて受診する方が
最近ではドンドンと増えている。
ここ数年は毎月埋入するインプラントの本数は
20本から25本と年間で250本程度の
インプラントを埋入する施設になった。
そんな私に以前京セラ、今は別会社と合併して
JMMと言う名前になった国内のインプラント会社では
最大の会社から「JMMインプラント臨床マイスター」を
認定されることになった。
この臨床マイスターは岡山県下では
2名だけの認定と聞いた。(平成23年9月現在)
このマイスターは岡山でインプラント治療を
きちんと進めるための活動の一環と聞いた。
「他の歯科医師の先生の症例相談に載ったり
先生のオペの見学をさせてもらえませんか?」
「いや、まだ当院ではきちんとしたオペ室も
ありませんせい、オペの見学何てとても、とても!!」
私にはインプラントの師匠と仰ぐ方が
何名もいらっしゃる。
福岡のG先生も私の師の一人だ。
私はG先生のインプラントのオペの見学に
何度も何度も参加した。
座学で話を聞いたりDVDでオペの動画を
見ることも勉強になるし大切だが
やはり自分の目で直接オペを見ることは
凄く勉強になる。
私は先月も横浜の歯科医院と明石の歯科医院に
見学に行き、インプラントのオペを見学させてもらった。
いつかは当院にも立派なインプラントオペ室を
作り、若い後輩の先生が当院にインプラントの
見学に来るようになりたい!!
マイスターの名に恥じないように!!