LCC(ローコストキャリア)とは?
お盆明けの診療!
朝から急患の電話が鳴りやまない!
「かかりつけの歯科医院がお休みなので
応急処置だけでも?」
歯科医院での仕事は、患者さまのお役に立つこと。
今日は、凄くお役に立ったと私は自負している。
LCC(ローコストキャリア)とは?
今までの日本の飛行機市場は、全日空と日本航空の
独占市場だった。
海外と比較して、高い日本国内での飛行機の運賃が叫ばれていた。
その規制を突破らおうと、エアーデゥー等多くの会社が
参入してきたが、どの会社も苦戦を強いられていた。
しかし、今回のエアーアジアはLCCの世界では別格と思う。
全日空もいち早く提携して数年後、日本の空には
「エアーアジアJapan」の飛行機が飛ぶのだ。
LCCはなぜ安いのか?
まずはチケットをインターネットで直接販売する。
チケットもコンビニのレジから打ち出されたような
レシート程度のチケットだった。
機内では、映画のサービスも、音楽のサービスも
食事や飲み物のサービスも、毛布のサービスも全く無い!
いや、無いと言えば語弊がある。
無料のサービスは無く、全てが有料なのだ。
新幹線の中で、お弁当やビールを売りに来るのと
同じように、客室乗務員の方がワゴンで、お弁当や
飲み物を販売にやってくる。
その代金は、クレジットカードはダメ!
日本円か、アメリカドルか、ユーロか
マレーシアリンギットの紙幣だけ受け付ける。
日本1000円札で、400円程度の機内食を買うと
お釣りは全て、マレーシアリンギットのお札で帰ってくる。
買えば買うほど、どんどんマレーシアの紙幣が増えて行く。
機内で見る映画は日本の封切よりも早いことも多く
1本の映画を見ると、2時間程度は過ごせるので
私はロングの路線では映画を見て過ごすことが多かった。
しかし、エアーアジアには、スクリーンが無い!
映画はアイパッドのような、端末を借りて有料で
見るシステムだった。
しかし、ほとんどの乗客は若く、バックパッカーのような
外国人も多く、皆、自分のスマートフォンで時間を潰しているのが
印象的だった。
エアーアジアのシンボルカラーはレッド!
客室乗務員は若く、化粧は凄く派手で、日本人でも茶髪の人までいた。
私のようなおじ様は、顔をしかめる派手なスタイルも
若い人たちの目には問題なく写っているようだった。
ふと、周りを見渡して、驚いた。
エアーアジア、羽田ークアラルンプール間では
スーツを着たビジネスマンは私だけだった。
皆、背中に大きな荷物を担ぐか、小さな子供を持った家族連れだった。
スーツ姿でエアーアジアに載ることは勇気がいる行為だった。