樽前山登山
札幌で刺激を受け数カ月ぶりに
愛車マドンちゃんで診療後大学に向かう。
同窓会の会議に出られて、運動も出来て
新鮮な空気も吸えて、一石三鳥
1アクション3ゴールを目指したが
夏は夜でも自転車は暑いね!!
往復で足がふらつく!!
札幌でのインプラントのAll‐on-4のセミナー2日目、
朝の4時から起床して、登山の準備と忙しくて書けていなかったブログを書く。
早朝の札幌の天気は、心配していた雨は降っていなく
ほっと胸を撫で下ろす。
「インプラントを学びに行っている私が。なぜ
早朝4時に起きだして、登山の準備を進めているのか?」
「疲れが溜まっているので、体を休めて
ゆっくりすればいいではないか?」
自分の中でもう一人の自分が叫び出す。
「登山と言う厳しい行動を、他の先生方と
共にクリアすることで、生まれてくる連帯感、
仲間意識を私は味わいたい!!」
それ以上に、山に登ったから初めて見える
景色がそこには必ずあるはずだ。
自分が目標と決めた山に登れば、そこには
新たに見える上の頂きがあるのではないか?
そんな思いを胸にモンベルで買った3万円チョイ安の
雨ガッパを小さく折りたたみ袋に仕舞う。
今回の登山の舞台、樽前山は札幌市と苫小牧市と間
支笏湖のほとりに位置する1000mに近い山だ。
昨年の登山より、勾配はかなりゆるやか!
天気が悪くなければ比較的楽に登れると聞いていた。
7合目の駐車場付近は気温も割と高く、雨は降っていなかったが
そこから見上げる頂上は雲と霧で全く見えていなかった。
勾配はゆるやかと聞いてはいたが、睡眠不足と
飲み過ぎの体には、最初の上りは結構きつかった。
きつかったのは私だけでなく、誰もがすぐに
無言で黙々と坂を登って行った。
。。。。。。。
途中から雨ではないが霧状の天候になり、
山頂を前にして、ガスが出る上に、風がきつくなっていった。
。。。。。。。。。。
活火山の樽前山、は山頂に近づくほど、硫黄の匂いが
凄くなっていった。
「うわー!凄く景色がいいのに、残念!!」
昨年同様私たちのガイド役の原監督は何度も
そう言って残念がった。
。。。。。。。。。。。。。。。。
山に登ったから初めて見える
景色がそこには必ずあるはずだ。
⇒山頂では何も見えなかった。
自分が目標と決めた山に登れば、そこには
新たに見える上の頂きがあるのではないか?
⇒上の頂きはおろか、2m先も見えなかった。
下りの道は登りより足に応えていたのだが
ある地点から急に霧が晴れて、目の前に
広大な視界が広がった。
これぞ北海道と言う雄大な景色が
私たちの目の前に広がって、誰もが
その景色に驚いて、感動した。
無事に登山を終えた私たちは支笏湖畔で朝食を食べて、
いとう温泉?と言う支笏湖畔の露天風呂に行くことになった。
混浴でなくて残念だったが、私は一緒に風呂に入った2名の
男性の体に目が貼りついた。
昔のサッカー選手の中田のような
鍛え上げられた体がそこにはあった。
それは北海道のA先生と、ガイド役の原監督!
恐る恐る自分の体を見た!
「オー!マイガッーー!!」
A先生は1年間で体を鍛え上げ10キロも痩せたと聞いた。
「A先生、凄く痩せましたね!」
「痩せた?違うよ、強くなっただけ!!」
「でもA先生、凄く痩せましたよね!」
「痩せた?違うよ!強くなっただけ!!」
私も強くなりたい!!