午前中はAll-on－６のオペ！

上の顎に６本のインプラントは
CTのデータ通り、骨が凄く薄い。

オペ着の下は汗だらけになりながらオペ終了！

午後のオペは、これまた上顎で骨の高さが
わずかの３ミリ！！

何とか無事に骨を持ち上げて、２本の
インプラントの埋入を終える。

これまたオペ着の下は汗だらけ！！！

こんなに汗をかくのなら、いっそ素肌に
直接オペ着を着ようか？と真剣に悩む私であった。

土曜日の午後のインプラントのオペも
ある意味で大変なオペだった。

オペが始まったのが、午後の３時３０分！
２本の埋入なので順調に行けば３０分から
４０分で終わるので、タクシーを午後４時２０分に
クリニックに呼んでおいた。

私はどうしても午後５時岡山空港発の全日空便に
載って東京に行く必要があったのだ。

オペも無事に終わり、タクシーで岡山空港に
急いだのだが、のんびりした運転をされる方で
出発の２０分前までに私は窓口でチケットを買う
必要があったのだが、私が窓口に付いたのは
ジャストの午後４時４０分であった。

飛行機の一番前の席に座り、羽田に到着しても
一番先に機内から私は降りた。

携帯の乗り換え案内で、一番早く東京駅につく電車を探す。

土曜日の夜、東京八重洲富士屋ホテルで
ダイヤモンド社が発行する「歯科治療最前線、
頼れる歯医者さん」特別座談会に出席するためだ。

座談会は、午後の７時開始！

急いだ私が東京駅八重洲口に到着したのは
午後７時ジャスト！１０分遅刻しますと
まとめ役の座長U先生の携帯に電話！！

最初の１０分ほどは説明が入るので、まだ座談会は
始めっていないはずと思っていた私は甘かった。

会場に入ると、既に座談会は進んでいて、
空いている席は一番前の座長の横しか空いていなかった。

座ってすぐに私は、早くこの座談会の流れを掴んで
発言する機会を持とうと思っていた。

今回の座談会は北は青森から、南は鹿児島まで
２０名近い歯科医師の先生が集まっていた。

東北からも４名の先生が、参加されていた。

普段は座談会は４～５名で行うことが多いのだが
今回は、２０名も参加者の先生がいるので
２時間の座談会の中で、私が発言できる機会は
１回か２回しか無いと私は事前に予想していた。

だから、発言の機会が回ってきたときは
事前に用意していた答えを、国会答弁のように
完璧に読み上げようと思っていた。

私はファイルに今日の座談会で話す内容の資料を
きちんと用意していた。

その資料はスーツケースの中に入れておいた。

最初の大きなテーマは「歯科界の現状とこれからの
歯科のあるべき姿とは？」

ある先生の発言の後、いきなり座長は私を指名された。

「では、中野先生！意見をお願いします！」

「いや、ちょっと待って下さい！まだ来たばかりで
他の先生の発言を少し聞いてから、私も発言して
よろしいでしょうか？」

こんなに早く発言をする機会が回ってくるとは？
驚いて、慌てふためいた私は座長に「パス！」と言った。

……

１分後、再び、私に発言の機会が回ってきた。

今回は、雑誌の特集なので、私たちの発言を
編集者の方が文字起こしして、まとめて記事にされるらしい。

だから少しくらい話にまとまりが無くても
ちゃんとまとめてくれると私は思っていた。

しかし、こんなに近くからカメラマンの方が
写真を撮るなんて象像していなかった。

目の前の大きなカメラとシャッターの音が
気になって、気になって、そうでなくても
まとまっていない話が、余計にドンドンと
まとまらなくなっていった。

シドロモドロ。。。。

そして、私のテーマ１での発言は
開始５分で全てが終了した！！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。