Dr.中野の活動記録
2005-5-26
夢で逢いましょう
今日は待ちに待ったTBSドラマ「夢で逢いましょう」の
オンエアーの日だ。
ディレクターの方に聞いてから私は今日の日を指折り待った。
もちろん、おしゃべりな私はただ黙って待つことはできなかった。
歯科医院のスタッフは何度も伝えたし、歯科衛生士学校でも
嫌われることを覚悟の上に2回も告知した。
私の歯科医師仲間にももちろん伝えた。
恐れていたことはそのシーンをカットされることであった。
当初はディレクターの方から最初のオープニングに
当院と私の名前が美術協力でクレジットで流れることになっていた。
それが最終的に当院のホワイトニングのパンフレットが完全に
そのまま使われるのではなくて
イラストとキャッチコピーなどが使われて、かなり
オリジナルと異なるポスターとパンフレットになったので
残念ですがクレジットは流れませんと連絡を受けていた。
それでも私は今日の日を本当に楽しみにしていた。
さあ、ぼちぼち始まるか?とテレビを付けようと時計を見てみると
「9時03分」と表示されていた。
「いけない!いけない!9時前からテレビの前に座るつもりが
遅くなってしまった!!」とビデオのスイッチを入れた。
さあ、以前教えてもらったシナリオからするとホワイトニングの
ポンフレットとポスターの登場は9時半ごろか?
とワクワクしながらテレビを見ていた。
すると妻の携帯にメールが来た。
当院のスタッフからだった。
「凄いですね!オープニングからドー-ンと出ましたね!
院長は大喜びですか?」
待てよ!もう出てしまったの?
うそーーーっ!!
その後再び出るか出るかと待っていた私は
だんだんと悲しい気持ちになってきた。
なぜこんなに辛い気持ちで私は番組を見ているのか?
ドジョウはどうでもいいのよ!ホワイトニングを出してよ!
と言う私の願いはもはや天には届きはしなかった。
「スタッフに連絡してビデオを取った人がいるかどうか聞いて?」
と妻に頼む私!
順番にメールを妻はスタッフに送ってくれるが、なかなかビデオを
取ったスタッフはいない。
しかし妻の努力の甲斐もあって、遂に見つかった!
あるスタッフがこの番組をビデオに撮っていたのだ。
「今から借りに行くから、そう電話して!お願い!!」
言いにくいことは妻に頼むのは昔からの私の癖だ。
夜も10時を過ぎてスタッフの迷惑も省みず
私は妻といっしょにスタッフの家に車を走らせるのであった。
「院長はいつも最後の詰めが甘いですね!!」
スタッフは口には出さなかったが、顔にはありありとそう書かれていた。