山陽新聞夕刊の
「歯のコラム」
連載３回目の今日

原稿を書き上げる苦労の末に
完成した紙面に感激！！

この連載いつまで続くのか？
それは読者の皆さんの反響次第

「一歩一歩、着実に進もう！」

事前準備を進めて、きちんと行動して
着実に結果を出す。

それはそれで、とても大切だと思っている。

しかし、私は歯科医師になって、
既に２３年が経過している。

今、４７歳の私が、今後、臨床の現場の一線で
活躍できるのは、恐らくあと１０年から１５年！

歯科医師の場合、６０歳を過ぎると、
ガクッとパフォーマンスが低下して、
精々頑張っても６５歳まで！

それなら、私には、もう１３年から１８年しか
残存期間が残っていない。

情けないことに、私は４０歳近くなるまで
ほとんど本を読まない人生を送ってきた。

歯科の臨床は最初から好きだったが、
自分の大切な時間と、大切なお金を投資して、
学ぼうと本気で思い出したのは、
最近のことかもしれない。

色々な過去があり、私には暗黒の時代もあった。
頑張り始めるのが遅すぎた！！

若い歯科医師の先生が、２０歳代後半から
３０歳代前半の若い時から、本気で
ガンガンと学ばれている姿を見ると
「うらやましく」感じると共に
「あきらめるな！」と自分自身にメッセージを送る。

しかし、５０歳に近くなると、単純に
自分自身だけの勉強をすれば良い訳ではない。

地域への社会貢献も、しないといけないし、
大学の後輩や、学生さんのお役に立つ活動も
しないといけない。

歯科臨床だけを行えば良い訳では無いのだ。

「一歩一歩、着実に進もう！」

ごめん！それじゃ間に合わない！！

三歩、三歩、足早に進めないと
歩みが早い後輩にすら付いてゆけない。

１アクション３ゴール！
三歩、三歩！！

今日のスタディグループの勉強会の後、
私は岡山駅から、自宅まで、走って帰った。

一度も歩かないで

自分の足で走って帰った。

まだまだ、私は、やれる！！！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。