Dr.中野の活動記録
2005-5-9
あのテレビ局から!
「院長!○○テレビの方からお電話です!」
受付スタッフの一言からこの物語は始まる。
麻酔を済ませてさあ歯を削ろうと構えていた私に、スタッフは
電話の件を伝えた。
「○○テレビ!地方のローカル局でなくて、東京のあの○○テレビが?」
遂に全国ネットでの取材か?
とハヤル気持ちを抑えながら声も抑えて、私は電話に出た。
電話は某テレビ局のディレクターの方からで
「都内で24時間診療している、または深夜まで診療している
歯科医院を取材したいので紹介してください!」と言われる。
取材の対象は当院ではなかった!!
ト、ホ、ホ、ホ!!と思いながらも、転んでも必ず砂を掴んで
立ち上がる私は何かチャンスがあるかと話をよく聞く。
「深夜番組の中でキャバクラ嬢が通える歯科医院を取材したい」
と番組の趣旨を語っていただいた。
「それじゃーキャバクラ嬢とテレビカメラがその歯科医院に行くんですか?」と
よだれが出そうな口元を手で押さえながら私は聞いた。
しかしどうして私に電話があったのだろう?
東京の先生でなく、岡山の私に?
私は東京のキャバクラに言ったことは一度もない!!(キッパリ!)
岡山や大阪のキャバクラには???? ノーコメントである。
今日の診療後は、コーチングの2回目だった。
コーチと話をしていて指摘された事は
私は「○○すべきだ!」「○○しないといけない!」と言うフレーズが
大変多いということ!!
指摘されるまで今まで私はそのことに気が付きもしなかった。
どうやら私は義務感に追いやられて「当院はこうあるべきだ!」
「私はコレをするべきだ!!」と言っているらしい。
「○○すべき!」と言う表現は、自分の意思に関係なく義務感、責任感で話す場合が多い。
「○○したい!」と話し方を変える方がいいらしい。
「○○したい!」は、自分から出た感情、自分の意思で話している事になる。
「○○したい!」は自分の言葉に違った意味で責任感を持つことになると言われた。
私の言葉は外に向かってと言うより、自己の内方に向かったパワーを感じると言う。
確かに私を揺り動かすものを一つが「自分はこうあるべきだ!」と言う
追い詰められた義務感、責任感!
または「誰にも負けたくない!」と言う負けず嫌いな思いや
「あの時のあれを見返してやる!」と言う、ある意味でのコンプレックスが
私のパワーの大きな源泉であることは間違いない。
そのために私の義務感、責任感や負のパワーを押し付けられたスタッフは
ワクワクやドキドキ感を感じにくく、マイナスのパワーを逆に持ってしまう事すらある。
今日のコーチングを受けて、これからは負のパワーと生のパワーを
バランス良く使い合わせて、今まで以上のパワーを出さないといけない!
いや!間違った、パワーを出したい!!と思う。
明日の朝一番から私は当院のスタッフ一人一人に満面の笑顔で
「おはよう!」と声を掛けたい!!
いやいやコーチングって凄い!!まだたった2回目だ。