お気に入りだった近所の
ハワイ風お弁当屋さんが
つぶれていた。

あそこの野菜炒めは絶品と
思っていただけに残念！

飲食業界は歯科業界より凄く厳しい！！

お世話になっている広島ＳＪＣＤベーシックコ－ス
２日目に参加するために、土曜日の診療後
広島に移動する。

この広島ＳＪＣＤのベーシックコースは
広島ＳＪＣＤの理事の先生方が、同じ志を
持つ仲間を増やそうと言う熱い思いから
開催されていると私は感じている。

「ここまで親切丁寧に教えて頂いて
この値段で本当にいいの？」

コストパフォーマンスが凄く素晴らしいのは
理事の先生方の貢献度の大きさによることは
間違いない！！

先月の初回に、診断のための資料取りとして
口腔内写真の取り方、半調節性咬合器の使い方
症例発表のためのパワーポイントの使い方を
詳しく教えてもらった私たち参加者は
２回目までの宿題として、必ず症例発表の
プレゼンをすることになっていた。

恥ずかしながら、私は今までの症例発表
全て当院の歯科医師Ｙ先生にお願いして
作ってもらっていた。

私はパワーポイントを自分で作ったことが
無かったのだ。

今回は自分で作るのが宿題なので
私はスタッフに教えを乞いながら、
広島ＳＪＣＤの副会長のＴ先生にも
ヘルプのメールを送りながら
何とか当日までに症例発表の資料を作製した。

そして、今日がその参加者のプレゼンの日だった。

発表の順番が告知され、私の順番は最後から
２番目であった。

参加者には私より若い先生が多いので、
どんな症例を発表されるのか私は
興味津津であったが、最初の発表の女性の
Ｏ先生のプレゼンを聞いて、度肝を抜かれた。

全ての資料が完備されていて、診断、
考察もバッチリ！

素晴らしい発表だった。

次の演者の先生も、次の演者の先生も！！

私は決して手を抜いた訳ではないが
どう見ても、他の先生より、プレゼンの
レベルが落ちる！！

このままじゃ、まずい！！

昼休み、お弁当を食べながら私だけ
自分の発表の資料に追加する。

そして、私の順番がきた。

私の拙い発表に、理事の先生方から
私は本当に暖かいアドバイスを頂いた。

頂いたアドバイスに棘（とげ）があるのか？
愛情があるのかは、人間なら誰でもわかる。

私へのアドバイスは、愛情に満ちていた。

自分で気がつかない点を、凄く指摘して頂いた。

勉強になると共に、広島ＳＪＣＤの理事の先生方の、
懐の深さを思い知った。

笑いが溢れる中、フレンドリーに発表は進んだ。

帰りの新幹線の中から、広島球場の広島ー阪神戦の
野球の試合がよく見えた。

満員の球場では、多くの親子連れが野球観戦を
楽しんでいる風景が想像された。

私は今まで子供を連れて、プロ野球を
見に行ったことは一度も無い！

何か私は大切なものを
見失っていないだろうか？

帰りの新幹線で、なぜか涙が出てきた。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。