岡山大学歯学部同窓会25周年
土曜日の同窓会役員連絡協議会
日曜日の同窓会総会、25周年記念式典、懇親会の
全ての行事が無事に終了した。
私は6年と少し前から、岡山大学歯学部同窓会の
会長をさせて頂いている。
私たち、岡山大学歯学部同窓会は
日本の歯学部、歯科大学の中で一番新しく、歴史が無く、
同窓会員数も少ない、数と歴史から言えば
日本一の弱小同窓会である。
その我が同窓会の、記念すべき25周年の周年事業が
大きなトラブルも無く、無事に終わった。
日本一弱小と言っても25年の歴史があり
1500名を超える同窓会員が全国で活躍している。
今回、「同窓会の25周年を祝う会」を開催するに当たり
私たち、理事会のメンバーは2つの大きな目的を持った。
1つの目的が、25年間今まで同窓会を支えてもらった
活躍をしてもらった会員の先生を、功労賞として、
表彰したい。
同窓会の活動は、完全なるボランティアである。
私たち日本一弱小で日本一お金の無い同窓会では、
ボランティアならぬ、完全に持ち出しになる。
同窓会の活動をすればするほど、間違いなく
医院や自分の収入は減少する。
私自身、土曜日に診療を休んで同窓会の活動を
することが多く、年間の診療日のマイナスを計算すると
眩暈を覚えたこともある。
今まで、そして今現在、そんな自己犠牲の精神の元、
同窓会を愛して、活動をしてくれた仲間が多くいるのだ。
私たちは、現執行部は、彼らの活動に、
充分なねぎらいをし払う必要がある。
もう1つの目的が、私たちが学生時代お世話になった
今は退官されている名誉教授の先生方との交流だ。
私たち同窓生が年齢を重ねると共に、名誉教授の先生方も
お年し召されていって、数年後には、恐らく数名の先生は、
こんな会には参加できなくなると想像する。
私たちが、お世話になった名誉教授の先生方と
酒を飲みながら歓談できるのは、先生によっては
ラストチャンスになるかもしれない!
そんな熱い思いから、私たちの
「同窓会25周年を祝う会」は始まった。
しかし、準備は難航した。
私自身、会の開催に当たり、色々な批判を受けた。
「こんなに皆が頑張っているのに!」と
批判に対して憤慨したこともある。
逆境をはねのける為に、全ての理事のメンバーが
1つになり、私たちは、ワールドカップを戦っている
日本代表のようだった。
そして、わずか2日間の私たちのワールドカップは
終了した。
2日間を通じて、多くの先輩と名誉教授の先生の口から、
2名の同窓会員の先生の名前が、何度も何度も挙がった。
その2名の先生とは??