究極の目標設定
7月11日に開催予定の
「岡山大学歯学部同窓会
25周年を祝う会」まで
後10日を切った。
昨日も理事が大学に集まり、
遅い時間まで準備に追われる。
この祝う会の案内を私たちは
全国の同窓会員1500名に送った。
果たして、当日の出席者は??
私は、どちらかと言えば、上昇志向が強い方と言える。
私は、どちらかと言えば、目標を定めて
一心不乱にその目標に突き進むタイプだ。
そして、私は、どちらかと言えば
今までの自分の目標を、高い確率でクリアしてきた。
「歯学部を卒業して、いつ開業するのか?」
「開業すると、自分の歯科医院に何名の患者さんに
来てもらいたいのか?」
「何名のスタッフに囲まれて、どんな歯科医院を
作りたいのか?」
私は、夢や目標に日付を入れて
達成するように努力を続けたつもりだ。
基本的に、今の人間は忙しいので
目標をきちんと定めたり、手帳を有効に使って
タスクリストをちゃんと書き出しておかないと
日々の小さな仕事に追われて、一日なんて
あっという間に終わる。
1週間もあっという間、1ヶ月も、1年間も
あっという間に過ぎ去っていき、成長しないままに
年齢だけを重ねることになる。
そんな人生を送りたくない私は、数年前から
オリジナルの「目標達成手帳」を作り
今年の年間目標設定も、5年後の目標設定も
ばっちり手帳に書き込んでいる。
そして、当院のスタッフにも、同じ手帳を配って
年間目標設定はもちろん、それを細かく区切った
月間目標設定用紙の記入も、毎月命じている。
当院で勤務するスタッフは年間目標設定は
もちろんのこと、月間目標設定用紙の提出は
義務なのである。
スタッフの今後の人間として、女性としての成長のためにも
私はこの目標設定は、必要不可欠と思っているからだ。
目標設定は、良いことだから、学生さんにも薦める。
私が授業を受け持つ歯科衛生士学校2校では
授業科目は違えども、最初の授業で目標設定を
させることは同じだ。
目標は高くても、低くても良いと私は言っている。
「東京の芸能人が多く来る歯科医院に就職したい!」
「カリスマ歯科衛生士と呼ばれ、凄い給料を手にする!!」
「アメリカの歯科医院に就職したい!!!」
大きな夢を目標として上げる学生さんもいる一方で
「近所の歯科医院に就職して、彼とのんびり暮らしたい!」
この夢を、小さい夢と言うつもりはないのだが
大きな目標や夢をドーンと上げて、夢が適わないで
大きく落ち込むよりも、現実的な目標を決めることは
悪いことではないと思っている。
そんな私が、ここ数日間、大きな夢や目標を設定することに少しだけ疑問を感じている。
目標を設定して、行動を続けると、とにかく忙しいのだ!!
私のスケジュールは、1月からずっと真っくろである。
日曜日も木曜日も、全くオフの日は無い。
診療と、同窓会、ロータリークラブ、歯科医師会の
会合に追われて、自分自身の自由な時間はほとんど無い。
今まではそれでもいいと思っていた。
他の歯科医師の先生が、1日に8時間働くのなら
私は他の人の3倍、24時間働いてやる!!
とまで私は思っていた。
そんな私が、何となく今の生活に
疑問を感じ始めている。
8月のお盆休みの3日間、
自分を見つめ直す大切な時間にしたい!!