ある作家の教え
長い、長い、土曜日曜が
やっと終わった!!
土曜の夜は、ほとんど一睡も
できないで、日曜の朝を迎える。
いかに私の体が疲れようが、
私に与えられた使命を果たすことができたと、
私の心はきっと喜んでいる。
きっと、きっと喜んでいる!!
先日、あるベストセラー作家の方と
お食事をする機会があった。
累計で数百万部の著書は、素晴らしいとしか
言いようがない。
私自身は、その方とは初対面であったので
どんなかたなのか?凄く興味があった。
「チヤホヤされているので、高飛車なかたなのではないか?」
「自分にも、他人にも、凄く厳しい方なのでないか?」
そんな私の心配は杞憂に終わった。
ベストセラー作家の方は、頭がいいだけでなく
凄く気を遣われるかたであった。
凄く気配り、心配りをされるかたであった。
「やはり、そうだったか?」
ある意味で、私の想像通りのかたでもあった。
私が、ご挨拶で自己紹介をして、名刺を渡すと
次の会話からは、私への会話は
「中野先生は。。。。」と中野先生と
固有名詞で呼ばれる。
食事をした人数は全員で10名近い!
全てのかたの名前を覚えるだけで大変である。
そして、10名のかた全てに均等に
笑顔と会話を振り分けて、誰もがその場で
疎外感を感じないように場を作る。
あくまで対応は、フレンドリー!「惚れてまうやろー」的!!
極めつけは、「どうすれば人が喜ぶかを知っていて
その人が喜ぶことを実践されていること!!」
サイン入りの著書を頂くことも
もちろんうれしいのだが
目の前の相手に興味を示して
その人の長所を的確に言葉に出して
表現される。
「中野先生は、凄く気が満たされていますね!」
と言われた。
正直凄くうれしかった。
私はこのかたにお会いする前に、一生懸命に
あることを考えていた。
「歯科医師の私が、このかたを喜ばせることが
出来るとすれば、それは何だろう?」
「歯科医師の私は、このかたにどんな点で
何を貢献することができるのだろう?」
そして、話しの中で、決して出しゃばらないように
岡山のスピリチュアルスポットの話や、岡山発の
宗教の話をした。
そんな話をしながら、ふと気がつくことがあった。
私は日ごろ接する患者さまにも同じような
気持ちで接しているかどうか?
「歯科医師の私が、目の前のこの患者さまを
喜ばせることが出来るとすれば、それは何だろう?」
「歯科医師の私は、この患者さまに、どんな点で
何を貢献することができるのだろうか?」
人とのご縁に感謝!
全ての出来事を大きな気付きとして
明日からも、いや今日からも
頑張りたい!!