岡山大学歯学部卒業生
インプラント治療の
相談が増える。
「1本15万円のインプラントと
1本25万円のインプラントの違いは?」
信頼できるメーカーの信頼できる
最新のインプラント体は凄く高い。
またインプラントの他のパーツも
技工料金も凄く高い。
しかし、お金の話なのでどこまで
患者さまに話すべきか?
大いに悩む!!
先日、ある歯科経営コンサルタントの先生が
発行されているメールマガジンに
岡山大学歯学部卒業生の良い評判が
書かれていたと聞いた。
「全国に歯学部、歯科大学は数多くあるのだが、
岡山大学歯学部出身の先生がいる歯科医院は
元気があって、多くの患者さんで繁盛している
歯科医院が多い!」
その理由は?
「岡山大学歯学部では予防歯科を学生の時から
しっかり学ばせているので、今の予防が重要視される時代にマッチしているのではないか?」
私たち、岡山大学歯学部卒業生は他の大学出身の先生と
比べて、予防歯科に造詣が深いのか?
確かに、私たちは、予防歯科学教室の講義や実習で
学生の時から患者さんとしっかりと向かい、
コミュニケーションを取る教育を受けてきた。
私たちは、自分でも気がつかないうちに
予防歯科をベースにした考え方を身に付けていて
予防歯科をベースにした治療方針を
立てているのだと思う。
今は退官された岡山大学歯学部予防歯科の
W先生には感謝の言葉しかない。
また、私たちは小児歯科学教室で
「子供を泣かせない小児歯科」
「子供の心に貯金をする小児歯科」を学んだ。
3月に退職されるS先生、長い教授生活
本当にお疲れ様でした。
私たち2期生が学んだ最後の教授の退職は
本当にさびしい気持ちを感じます。
また、私たちは補綴学教室で
「なるべく歯を削らない補綴」を学んだ。
既に退官された補綴科元教授のY先生は
私がもっとも尊敬する歯科医師の一人でもある。
私たち、岡山大学歯学部卒業生は
大学で最新の様々な事柄を学んだのだが
それは今の時代を見据えた教育だったと
今になって私は理解できる。
来週は岡山大学卒業式、歯学部謝恩会があり
私の後輩が大学を卒業する。
4月になると新たに私たちの後輩となる
岡山大学歯学部新入生が入学してくる。
私たちはこの素晴らしい伝統を
後輩に引き継ぐ義務がある。