咬合補綴治療計画セミナー 2日目
土曜、日曜の
セミナーに参加すると
必ず体重が増加する私!
1日中座りっぱなしで
運動をしないことが悪いのか?
それとも普段の診療ほど
ストレスを感じないためか?
どちらにしても折角減少し始めた
私の体重があっという間に
元に戻った。
先日の咬合補綴治療計画セミナーの2日目!
開始時間より1時間も前に
セミナー会場に到着した私は
会場への一番乗り!
講師の一人である南先生にCTのことを根ほり葉ほり伺い
やはり早起きは三文の徳とうれしく思う。
しかし南先生は歯科界で凄い話題の「5D」を
立ち上げて今では歯科の時の人なのに、
優しい物腰で腰が低く、質問に凄く丁寧に
答えてくださる。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな!」
今回の2日目のセミナーは
実習がメインだった。
メタルボンドと呼ばれるセラミックの噛み合わせを
理想の咬合に合わせる実習だった。
話を聞く講義だけではなかなか理解を
深めることが出来ない時でも
自分の手を実際に動かす実習を行うと
理解度も深くなることが多い。
いつもお世話になっているMさんの
ラボで作られたメタルボンドを徐に
箱から取り出す。
それを咬合器に付けて
咬合調整、噛み合わせの調整を行ってゆく。
私は、実習のスピードは基本的に早い!
それが今回の実習はなかなか思うように進まなかった。
「ここまで出来た人は、講師のチェックを受けて下さい!」
周りの人が順調に進む中、なぜか私だけ
作業が進まないで取り残されてゆく!
「ほとんどの方が、この段階まで進んでいますよね!」
いや私はまだ進んでいない!!
最初は慎重に、なお且つ大胆に実習を進めるつもりだったが
徐々に、焦りに変わってゆく!
最初はスロースタートに見えた私の横のS先生が
いつの間にか、凄く実習が進んでいるのを見て
余計に焦ってしまう!!
でもこのカボの咬合器、20万も出して
買った割には、ガタガタしてうまく実習が進まない!
「すみませーん!」
私は遂に自分で進めることをあきらめて
講師の技工士の先生に助けを求めた。
「うーーん!ちょっと待って下さいね!
奥で少し直してきます!」
おい、おい、そんなにひどい出来なのか?
私のカボの咬合器を講師の先生が持っていかれたので、
私の実習はストップしてしまい、「焦り」は「あきらめ」
に変わりそうになっていた。
5分以上も待っただろうか?
講師の先生が私の咬合器を持ってきて
「これ、壊れていますね!」と言った。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな!」
私の頭も、ガクッと下がった!!