前歯のインプラント
日本航空CEOへの就任が
決まった京セラの稲盛和夫名誉会長
しかし凄い仕事を引き受けたものだが、
これで日本にもLLC(ローコストキャリア)
が現れるのだろうか?
機内食も映画のサービスもいらない!
座席指定もなく、自由席!!
予約は自分からネットで取る!!!
それだから格安のチケット。
ヨーロッパでは当たり前のLLCの
日本への到来をマイラ-の私は期待する。
1月に入って、インプラントを最初から希望される方が
相次いで来院される。
数年前までは、岡山はなぜかインプラント治療に対して
否定的な方が多かった。
「親戚がインプラントで、ひどい目にあった。」
「痛くて、腫れて、大変だったと聞いた。」
しかし、ここ2、3年、インプラントに関しての
岡山県民の方の感情が、かなり変化しているように
感じている。
「妻がしたインプラントを私も受けてみたい!」
「インプラントはどんなに硬いものでもしっかりと
噛むことができると聞いた!」
インプラント治療は、きちんと治療を受けてもらえば
ブリッジや入れ歯より長期間に渡って機能して
自分の大切な歯を守ることに繋がる研究データが
どんどん出る度に、インプラント治療に対する
信頼性もグングンと回復しているように感じる。
私は、今のオステオインテグレーションと言って
骨にしっかりと結合するインプラントが出てから
インプラント治療は格段に良くなり
患者さまに自信を持って薦めることが
出来るようになったと思っている。
インプラント治療を希望される方が
増えると共に、前歯にインプラントを希望される方も
増えてきている。
しかし、基本的なことだが
前歯のインプラント治療には、
簡単なケースは無い!!
最近では患者さまの審美的な欲求も増えてきていて
歯と歯の間の歯間乳頭という3角の歯肉まで
しっかりと求める方が増えてきている。
インプラントの専門誌には、前歯の審美的なインプラントの
症例が華々しく記載されている。
しかし、しかし、
前歯のインプラントは難しいのだ。
前歯を抜歯して、年数が経過していると
既に前歯の骨が陥没するように失われている方が多い。
再生療法といって、特殊な膜や骨補填剤を使って
失った骨や歯肉をしっかりと再生するのが今のトレンドでは
あるのだが、メスの入れ方1つ、縫合の仕方1つで
結果は大きく変わる。
また治療に伴う材料は凄く高い!
先日、税理士の先生から、10万円以上の物品は
減価償却をしないといけないので
内容を詳細に書くようにと叱られた。
しかし、実はその10万を超える歯科材料は
ある幕の、たった3枚の金額だった。
ある薄い膜が1枚で4万円!
誰が一番儲けているのだろうか?