思考負債
最近遠方から入れ歯の
不具合を訴えて
来院される方が多い。
ほとんどの場合、家族の方、
友人知人からの紹介であるが、
わざわざ県外から来院される方も
いらっしゃる。
そんな方は私が作る入れ歯に
期待される度合いが凄く高い!!
「中野マジックを起こして下さい!!」
もちろん一生懸命、本気で頑張るつもりだが、
カードマジックと違って、
入れ歯には、マジックもトリックも絶対に無い!!
12月に入り、当院のスタッフとの個別の面談が
朝も昼も夜も続く!
スタッフ一人ひとりと向き合う時間はわずかに30分!
しかし、当院は30人以上スタッフがいるので
12月はこの面談だけで1か月が終わる。
当院のスタッフは、皆前向きで
「医院をよりよくするために、
自分に何が出来るだろうか?」
と積極的に考えてくれるスタッフが
多いので、院長として凄くうれしい。
しかし、誰にも、好不調の波があるように
スタッフ個人にも、大きな波を感じる場合がある。
半年前は、あれほど前向きだったスタッフが
急にマイナスの言葉を言ったりする。
私は本田直之さんが提唱する「思考負債」を思い出した。
思考負債とは、3つのマイナスの考え方よりなる。
1つ目は、外部要因思考だ!
「あの失敗は、○○さんのせい!」
自分の回りに起こった事実を、他人が原因と思う。
他人と過去は、基本的に変えようが無いので
自分の回りに起こった出来事は
全て自分自身が原因と思わないと
自分の人生を自分で管理できなくなる。
2つ目は、言い訳思考
「時間が無いから出来ない!」
「忙しいから無理。」
「だって。。。」「でも。。。」
言い訳は誰でも出来る。
また誰でも自分は可愛いから
他人から自分を責めて欲しくない。
しかし、言い訳から入る癖がつくと
工夫をしなくなり行動量が減る。
だから決して成功しない。
3つ目は、閾値を決める思考
「忙しい」「いっぱいいっぱい」
「これ以上は無理!」
自分自身に限界をかけると
それ以上に伸びることは決して無い!!
これまた勿体ない!!
素晴らしい才能を持っているのに
上記のような思考負債の考え方を持つと
仕事だけでなくて、人生においても
うまく行かないことが多いと思う。
2009年はもうすぐ終わるけど
2010年、日本と言う国は経済的に
もっと厳しくなると私は思う!
ドバイショックが最近マスコミで報道されているが
来年は、アメリカから、サブプライム問題や
リーマンショックを超える大きな問題が起きて、日本も大きく
巻き込まれるかもしれない!!
どこかの新政府の「こども手当」を期待するじゃなくて
自分の人生は、自分自身で切り開いて行こう!!
だから、考えた方が凄く大切!!
問題は山積みだが、皆で手を取り合って
前向きに頑張って行こう!!