最後の侍 中村文昭氏
今日は旧暦の七夕!
お祈りをしようと思うが、終日バタバタする。
インビザラインのAさんに当院に来てもらって、スタッフ向けのミニインビザライン講演会も行う!当院の矯正は確実に進歩している!!
日曜日の講演会の第2部は、 クロフネカンパニーの中村文昭さんの話だった。
しかし、ここで大きな問題が起きた。
12時に会場入りする予定の中村さんが12時になっても
12時10分になっても来られない!マネージャーの方から
電話が入り、間違って東京国際フォーラムに行かれたらしい!
予定より20分遅れで中村さんが控室に到着!
「今日の話のテーマは何でしたかね?」の中村さんの第一声に
若干の不安を覚える!
お弁当を食べながら、第3部の対談の打ち合わせをするも
大嶋さんも中村さんも旧知の仲なので、
「うん!大丈夫よ!!」とほとんど打ち合わせをしない。
かなりの不安を覚える。
私が中村さんにお願いしたのは「心にしみる顧客満足」
中村さんは18歳の時に、三重から東京に出てきて
縁あって田端さんと言う野菜の行商の方に弟子入りする。
その田端さんの教えがある意味で、顧客満足の全てと言われる。
「金の入口より出口が大切!」
稼いだお金をどう使うかが、人間の価値を決める。
自分のために、利己的に物欲で全て使うのか?
それとも、地球や恵まれない人や、他の人のために少しでも
お金を使うのか?
「人間の悩みの大半は、他人との比較!」
他人の子供と比較して、うちの子は勉強が出来ない。
他人と比較して、お金が無い。
他人と比較して。。。。
行商時代の一番大きな教えはこの4つに集約されると言う
1、返事は0,2秒
2、頼まれごとは試されごと
3、出来ない理由を言うな!
4、今出来ることをしろ!
誰かに何かを言われたら、損得を考えるから返事が遅くなる。
返事は必ず0,2秒、私はあなたに「No」はありません。
「Yes」か「はい」しかありません。
頼まれごとをされると、それは自分が試されているので
相手の予測を上回る結果を出すように心がけること
いい訳や出来ない理由を言っても何も変わらない
今出来ることは何かを考えて、すぐに行動に移すこと!
仕事で最高の結果を出すためには、目の前の人が自分の最愛の人と
思いこんで、いつも対応すること。
「夢」や、「目標」なんて無くてもいい!
目の前の相手を喜ばせるようにだけ考えて、行動すれば、必ず道は開ける。
経営者がもの凄い深い思いを持つことが大切と言われた。
「なぜ私たちは、歯科医師の仕事をしているのだろうか?」
「歯科医師の仕事を何のためにしているのだろうか?」
最後は「人間力が大切!」と大嶋さんと同じ話をされ、
今北海道で「耕せ!日本!!」と頑張っている、ニートや
引きこもりの人が行っている農業支援の話をされた。
10分の休憩の後で、いよいよ第3部のスペシャル対談になった。
当初は対談は60分の時間を予定していた。
しかし、大嶋さんの話が20分、中村さんの話が10分伸びたために
対談の時間は30分しか取れなくなってしまい
私は大幅に対談の進め方を変更した。
椅子に座ると、参加された方から私たちの顔が見えないだろうと
私たち3名は立って対談を行った。
本気の朝礼から、居酒屋甲子園の話、先生見本市の話など
まだまだ聞きたい事は、山ほどあり、進行表を完璧に作っていた
私だが、何せ時間が足りない!
継ぎはぎだらけの、まとまりのない対談になったことを
反省している。
「まとまっていなかった!
参加された先生が首を捻っていた!」と言われて
私も大嶋さんじゃないが、凄く落ち込んだ。
多くの方の力を借りて、協力を仰いで
何とか長丁場の1日の特別講演会が大きな
トラブルもなく、終了したことは感謝するしかない!!
打ち上げのビールは五臓六腑に
染みわたった。