ドバイの今!
私が少ない休暇に、無理にでも海外に
出かけるのには理由がある。
①日本にいると、24時間歯科のことを考える
仕事中毒の私は、海外にいるときだけ仕事を忘れて
仕事から逃れることが出来る。
②海外に行くことは、日本で「井の中の蛙」に
なるんでなくて、大きな視点を持って何事も
俯瞰できる視点を持つための修行でもある。
③多くのトラブルを経験して、瞬時に
そのトラブルに対応できる自分を作りたい!
④海外の熱気から、自分の甘さを捨てて
これからの時代、生き抜いてゆく元気をもらいたい!!
だから私は、絶対にガイドブックは持参しない。
私のスーツケースには読んでいない10冊の
分厚いビジネス書しか入っていない!!
現地の情報は、現地で英語で聞くか、
現地の英字新聞を読むことしか出来ない!
だからトラブル!!
早朝の4時前、
エミレーツ航空は
無事に機体をドバイ国際空港へと
到着させてくれた。
朝の4時前なのにこの空港は
多くの人で溢れかえっている!
アジアとヨーロッパ、アフリカの
ハブ空港として、素晴らしいタイムスケジュ-ルを
誇っている!
どこかの千葉の空港とは大きな違いだ!
この空港は、24時間眠らない!!
入港した後で、エミレーツのチケットカウンターを
目指す!
朝の4時にチケットを発券出来て何とか
胸を撫で下ろす!
これで日本に帰れる!!
エミレーツのリムジンで、昨年お世話になった
「パレス ジ オールドタウン」と言うホテルに向かった。
今回このホテルを選んだのは
目の前に建設中の世界一高いタワー「ブルジュ ドバイ」の
建設の進捗状況を自分の目で確かめたかったことと
昨年建設中だった世界最大級の規模の「ドバイモール」と言う
巨大なショッピングモールを見学したかったからだ。
私は世界一が大好きだ!
台北の101、クアラルンプールのツインタワー、アジアで世界一を目指す高いビルには必ず上った。
早朝の4時30分にはホテルに到着した。
事前に無料でのアーリーチェックインを希望していたが
フロントで、部屋は空いていないのでロビーで待てと言われる。
後から来た白人が、すぐに部屋に通される様子を見て、
部屋のカテゴリーが違ったためか?それとも
東洋人に対する人種差別化かと少し不安に思う。
チェックインをあきらめて、せっかくの時間を
有効に使おうと早朝にホテルから歩いて外に出た。
でも早朝の時間は、ドバイでも、さすがにどこも開いていない!
そして、ドバイは早朝とはいえ、30数度の気温で
屋外はかなり暑い!!
歩いて出かけて、少し先のドバイモールで入口がわからないで
かなり駐車場の中を歩いた。
ドバイはこの世界経済危機でかなりの打撃を受けている様に
聞いたのだが、大きなプロジェクトはストップしていなくて
パームアジェイラと言われる人口のアイランド計画は
かなり完成しており、世界一のブルジュドバイも
来年には完成すると聞いた。
やはりオイルマネーは凄い!!
しかし、一人でドバイにいても
朝の時間は何もすることが無い!
ドバイは人口の8割以上が外国人、
インド、バングラディッシュ、パキスタン、イラン
などの労働者の安い賃金で、この国は建設されている。
ドバイの夏、それも炎天下の下で、建設関係の仕事を
することは、日本人の私にとっては、どう考えても無理であった。
しかし、多くの労働者がマイクロバスに乗って
作業現場に運ばれていた。
彼らは長い行列で、炎天下のドバイ、現場に歩いて行っていた。
私には、彼らが働き蜂のように見えた。
私はドバイで何を学ぶんだろう??
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