前向きなスタッフ!
ある患者さまから
治療に対してのクレームが入る!
当院では患者さまからのクレームは
クレームと呼ばないで、ご指摘と呼んでいる。
患者さまからご指摘があったときは、
「任せておいて!!これが院長の私の仕事!」
と患者さまに私からお電話をする。
そして「話は双方から聞かないといけない!」
と心から思った。
患者さまがご指摘があったのは、患者さまの
心の温度が100度の沸点を超えたから!
たった1つのことで、心の温度が簡単に
100度を超えることは無い!!
話さないとわからない!
心をオープンにして聞かないと
決して相手の心のうちは理解できない!
「原因があるから、結果がある。」
ふんどしを引き締めて、明日から診療に望みたい!!
あるインプラントメーカーの方が、診療後、当院に来院された。
私にある講演会で「素晴らしいスタッフを育てる方法」
についてセミナーをして欲しいと言われる。
その方は、当院のスタッフのことも熟知しておられるので、
当院としても、院長の私としても、そのような依頼が来ることは
本当にありがたいことである。
また当院のスタッフは、誰もが平均以上に皆良く頑張っていると
私自身も高く評価している!
当院のスタッフは美しくて、優秀なポジティブなスタッフが多い!
今日も当院の2名のスタッフは、ある歯科医院にインプラントの
オペの見学に自ら行きたいと志願した。
本当に良く頑張っている!!
ただし、今の当院の状況に、私が満足している訳でもないし、
スタッフの持つ潜在能力が、十分に発揮されているとは
決して思っていない。
どの歯科医院でも、どの企業でも同じではあるが
人が命である!
人が命である!!
院長一人が出来る仕事は、所詮限られている。
インプラント治療は、決して一人ではできない!!
スタッフの力が、絶対必要なのだ!
歯科医院もチーム医療であるなら、素晴らしいチームを
作ることが院長の一番大きな仕事でもある。
「インプラントの素晴らしいシステムを導入しても、
モチべ-ションが続かないスタッフや、院長先生が多いんです!」
そう言われる。
歯科医院では、どこでも同じ人間という生物が
働いているので、当院でも全く同じ問題が起こる。
例えば月曜日の憂鬱!
院長先生は、せっかくの休みである土曜日と日曜日をつぶして
東京とかで、2日間のインプラントセミナーを受講する。
飛行機代も、ホテル代も、セミナー代も、六本木での飲み代も
かなり高くつくので、院長先生は元を取ろうと必至で学ぼうとする。
そして、高いモチベーションを持ったまま、医院に戻り
月曜日の朝の朝礼で、今日からインプラントのこのシステムを
当院は始めるぞ!と根回しも事前の準備も全くなく、スタッフにぶちまける!
ほとんどの場合、歯科医院の男性の院長先生は、私も含めて「走りながら、同時に準備を進めて行く」猪突猛進タイプが多い!
しかし、優秀な女性スタッフは違う!
そのシステムを完璧に導入するために、きちんと準備を進めて、それを取り入れることのリスクや、その治療の欠点を完全に理解して、リスクに対する対応を事前に備えて説明書や承諾書など完璧に揃えてから、スタートさせたいと考える。
優秀な女性のスタッフほど、そう思うスタッフが多い!!
「院長!院長!!
ちょっと待って下さい!
まだ準備が完全に
出来ていません!!」
そんな悲痛な声がスタッフから上がることになる。
問題は起きてから対処すれば良いと言う院長と
問題は少しでも起きないように事前の準備を進めたいスタッフとでは
大きな大きな溝がそこには生じている。
このGAPを埋めるのが院長の仕事でもある。
当院では、数年前までは「月曜日の憂鬱!」「魔の月曜日!」と
言われていた理由がここにある。
人間は誰でも変化を望まない!
今の場所にいるのが一番安心で安全と思いこんでいる人も多い!
コンフォートゾーンと言う、ここは安全と、自分で思い込んでいる
ゾーンから、自ら危険を冒して飛び出さないのが人間なのだ。
会社は社長で決まる!
歯科医院は院長で決まる!!
モチベーションを高いスタッフを育てるためには
院長自身が高いモチべ-ションを持ち続けるのが一番だ!
院長が日ごろ何を考えて、どんな行動をしているか?
スタッフは本当に良く見ている!
だから、いくら綺麗ごとを言っても、行動が伴わないと
勘の良いスタッフには、院長の考えていることは筒抜けである。
歯科医院は99%院長で決まる!!
怖い!!怖い!!!