すすきのの夜
ジンギスカンのお店で
最初のビール1口で
すぐに真っ赤になった私は
「2次会に行く人?」の声に
真っ先に手を挙げた。
「2次会には行くな!」そんなタイトルの
ビジネス書が出ているように、時間を本当に
大切にするなら、1次会のお店だけで十分だろう。
しかし、アルコールが入ると私の判断力は
極端に悪くなる。
いつもの悪い癖だ!!
2次会は世界のビールが並んでいるお店に行った。
今回のインプラントセミナーには日本全国から
先生が札幌に来られていた。
最近思うことは、最近の歯科医師の先生は
「イケメン」が多い。
今回も、石田純一に似ている東町医院のK先生をはじめ、
男性の私の見るところで、男前の「イケメン」の先生が3名いた。
今回の参加者の中で、一番の「イケメン」の先生が
2次会で、私の元にやってきた。
「こんなことを初対面の先生に聞くのは、
とても失礼なんですが、よろしいでしょうか?」
イケメンの先生は私に声をかけた。
「はい、どんなことでしょうか?」
「中野先生には、彼女はいますか?」
はい?彼女?
「いません!」一瞬だけ間を置いて私は答えた。
「正直にですか?」
「はい、正直にいません!」
どうやらクリニックの女性スタッフと
その先生が、ある賭けでもしたのだろう?
一見真面目に見える私が、実は遊んでいるかどうか?そんな賭けを!!
イケメンの先生は「男は誰でも遊ぶもの?」と主張する。
その主張に、女性スタッフが「えーっ!誰でも遊ぶんですか?」
と反論して、私に答えを求めたのだと思う。
私はその時間帯はかなり酔っ払っていたためもあって
持論をとうとうと述べた。
「英雄色を好む!そのことを私は悪く思っていません。医師や歯科医師の友人で、凄く遊んでいる奴も多いです。」
「でも私には自分の人生に置いて、優先順位があるんです。」
「私が天から与えれれた役割は、単に女性と遊ぶんでなく、もっと大きな役割があると思っています。」
「あっ!今週の土曜日、福岡に行きます!」
私は福岡で開業されているイケメンの先生に言った。
「土曜日の夜は、福岡の中洲で遅くまで飲み会です!」
「日曜日は、札幌の「すすきの」で遅くまで飲んでいる、土曜日は、博多の中洲で遅くまで飲むんでしょ?
先生、本当に遊んでないんですか?」
ふっ!
初対面のイケメンの先生に、
すぐに心の奥底を見せるほど
私は若くないのよ!!