勤務医のＨ先生が急な発熱！

病院で検査したところ
新型インフルエンザではなくて
一安心だが、今休むと当院に
迷惑をかけると「熱さまシート」を
付けながらのギリギリの診療に、
彼のプロ意識を感じながら、
彼を休めさせない当院の事情が私には悲しい。

Ｈ先生！あなたの頑張りは、私の網膜にしっかりと焼きついた。

この頑張りを私は一生忘れはしない！！

今日の診療後、私だけ終例を前に、タクシーに飛び乗って
岡山大学歯学部新入生歓迎会の会場へ急ぐ！

私が、岡山大学歯学部同窓会の会長になってから
私は幾つかの方向性を打ち出したが、その中の一つが
現役の学生さんとＯＢの歯科医師との交流だ。

簡単に言えば、岡山大学歯学部出身のＯＢの歯科医師と
現役の学生さんが仲良くするのが、私たち同窓会の
大きな務めだと思っている。

新入生歓迎会の会場には、１００名以上の歯学部の
学生さんが集まっていた。

同窓会の会長の私の役割は、いたって単純だ！！

目の前にいる現役の学生さんの長所を即時に見出して、その長所を指摘して、きちんと言葉に出して誉めること！

その長所を伸ばすように伝えること！！

そして、歯科医師を目指す彼ら彼女らが、自分の歯科医師としての将来の人生に、夢や目標が持てるように導くこと！

それだけだ！

現役の学生さんは３６０名、ＯＢの歯科医師は１５００名もいる。

３６０名のあなた達を、私たち１５００名のＯＢがバックアップできる体制を、私たちは取っているのだ、

今日も多くの歯学部の学生さんと、面と向き合って飲む機会が得られたが、
個性的な元気な学生さんが多くて、将来を考えると、とてもうれしくなる。

今日の挨拶で、私は敢えて言わなかった、私の私見をここに述べる！

今年歯学部に入学した、あなたたちは本当にラッキーだ！！

これからの日本の歯科は、今年から２～３年はドン底を彷徨う！

恐らく来年の国立歯学部、私立歯科大学の志望者は今年よりも大幅に減少して
国立歯学部の志願者数は、激減！倍率も激減！！

私立の歯学部にいたっては、強烈に定員割れを起こして廃校の
危機に陥る学校も出てくると想像される。

しかし、今年入学した岡山大学歯学部新入生が卒業して研修してバリバリと活躍する１０年から１５年後には、日本の歯科の将来は間違いなく明るい！！

私たち、先輩は今から１０年間から１５年間はかなりの苦労をするだろうが
現役学生のあなた達の将来は必ず明るい！

しかし、日本の歯科を明るくするためには
私は大きな変化が必要と感じている。

歯学部、歯科大学が大幅に定員割れして、歯科医師を目指す若者が凄く減少している今、私たちは、天から変化するように命じられていることを感じる。

私たちは変化しないといけない！！

歯科医師が変わることを、変態（ヘンタイ）と言う！！

私は変態な歯医者になりたい！！（意味不明！）

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。