歯医者の車はステイタス?
色々な人に助けられながら
生かされていることを実感する。
私の大きな問題は
「喉元過ぎれば熱さを忘れる!」こと。
結果はまだ出ていないが、
私に助けの手を差しのべてくれた先生方、
今までお世話になった多くの人たちのことを
私は決して忘れてはいけない!!
そうだ!忘れないように手帳に書いておこう!!
先日、ある男性の方が歯の治療のために、当院に来院された。
Aさんは、父親の会社の次期社長になるために
父親のもとで修行に励んでいるが、当院に初めて来院されたのは14年前だ!
私はその時のことを、今でも鮮明に覚えている。
中学生だったAさんは、岡山駅前で派手な喧嘩をして、
前歯を2本陥没させた状態で、血だらけになって当院に来院された。
私は陥没した前歯を元の位置に整復して、その場に固定した。
神経を2本失ったものの、その時大きく陥没した前歯は、まだ健在だった。
その当時のAさんは、剃刀のように触れると切れるような
独特の殺気を持っていた。
反発と言うギラギラとしたエネルギーを彼は持っていた。
時は流れ、Aさんの顔立ちも世間の荒波に揉まれながら
どんどん柔和になっていった。
彼が乗ってくる車の車種から、彼の車好きは容易に想像できた。
彼はその後、数台の車を乗り継いだ。
現在、GMが破たんして、トヨタのプリウスがバカ売れしている
状況の中、若者の車離れが叫ばれている。
私が学生の頃は、ある女性は面と向かって
「乗っている車で男性の価値を判断する!」と言っていた。
良い車に乗っていれば女性にモテル時代が、昔は確かに存在した。
だから?男は、かっこいい車を持つことを願った。
しかし、その時代でも、私は時代に逆行した。
18歳で車の免許を取って、26年間、私も岡山に住む以上
生活必需品である車を数台乗り継いできた。
しかし、私が車にいかに関心がないかは、私が今までに
新車を買ったのが、26年間でたった2回しかないことからも説明できる。
自慢ではないが、私は今まで乗り継いだ車は、全て廃車にしていて、下取りに出したことは一度も無い!
全ての車を、乗りつぶすまで、煙が出るまで、ぶっ壊れるまで
乗り続けるのだ。
その点で今のゴルフはとても優秀で16年目に入っても
まだまだ数年は壊れそうにない!
Aさんは、そんな私と違って大の車好きだ!
「Aくん、最近景気はどう?」
「悪いっすね!」
「そう!今どんな車に乗ってんの?」
「レクサスです!LSって言う1200万円の車です!」
1200万円!!
景気全然悪くないじゃん!!