救急救命24時
究極のエコカーと呼ばれている
14歳になる我が愛車のエアコンは効かない。
私一人が乗るのならいいのだが
往診車にも指定されている愛車に
スタッフからクレームが付いた。
「院長、暑くて暑くて、死にそうです!!」
その結果、急遽ドッグ入りとなった愛車!
来週にはどんな顔になって帰ってくるか?
ずっと前から、愛車の営業マンの方は
私に「いい加減に新車を買って下さい!」
何て絶対に一言も言わない!!
愛車を手放すつもりは私にはない!
車と女房は古ければ古いほうが良い!!
木曜日のロングミーティングは岡山市消防署の方にお世話になって
近くのふれあいセンターで、当院のスタッフは
救急救命セミナーを受けた。
9時前に会場に集まった私達は
消防署の方が大きな真っ赤な消防車に乗ってこられたのには
驚いた。
連絡があればいつでも出発できるように
消防車の駐車の仕方にも気をつけられていた。
今日の救急救命は医療現場で働くスタッフとして
知っておかなければならない救急処置のABCDを
実地を中心として学んだ。
救急処置のABCDとは?
A、気道確保
B、人口呼吸
C、心臓マッサージ
D、除細道
特に最近はAEDの設置を行う場所が増えていて
当院にも設置されている。
そのAEDをきちんと使えるように3時間の猛特訓をスタッフは受けた。
実は私は今回のような救急処置のセミナーを受けるのは
3度目だった。
だから自信があった!
驕りがあった!!
10人ずつの3つのグループに分かれて実践したのだが
Aグループで最初に実践したのはこの私!!
3回目なので楽勝!
人工呼吸なんて気道をこうやって確保して
大きく息を起こりこめば楽勝でできるはず!!
でも、おや、胸が大きく動いていない!!
何度も何度も必死の形相で息を送り込むも、
人形たろう君の胸はピクリともしない!!
「鼻を摘んでください!」
「鼻かーっ!ポイントは?早く言ってよ!!」
「何度も説明しました」
「し、失礼しました!!」
いきなりのダッシュが失敗して、ダイビングで一気に50mまで潜って
耳抜きに失敗したへっぽこダイバーのようになった。
右耳と右の頭が凄く痛い!!
でもセミナーは始まったばかり。
私の体の不調をよそに、和気藹々とセミナーは進み
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
では質問です。
Q1:救急車って1台幾らか知っていますか?
Q2*救急車と消防車って、どっちが値段が高い?
答えはネットで!
A1,1台4000万円
A2、救急車