院内デジタル化
坐禅断食後、毎朝体重を計る!
1月20日が60、9キロ
1月21日が61、4キロ
わずか1日で0、5キロの増加!
どうやら私の体は高野豆腐のようになっていて
何でもすぐに吸収するらしい。
50キロ台への道は険しい。
ここ数週間、当院は多くの方のご協力を得て
何とかオールデジタル化を進めてきた。
先日から当院には15台の新品のパソコンが搬入されていた。
そのパソコンは全てランで繋がれていた。
昨日の日曜日も、ほとんどのスタッフが休日返上で
集まり、当院でレントゲンのデジタル化のスキルを学んだ。
そしていよいよ今日から当院のレントゲンは
デンタル(小さなレントゲン写真)、パノラマ(大きなレントゲン写真)
全てがノンフィルム!デジタル化に移行した。
「なかの歯科がデジタル化しないのは岡山の歯医者の7不思議の1つだ!」と歯科関係者の方にここ数年言われながら、私はなかなかオールデジタル化への決断がつかなかった。
デジタル化のメリット、デメリットを何度も何度も考えては決断がつかないでいた。
その私が今回何とかオールデジタル化への投資を決断した。
デジタル化する場合でも、イメージングプレートを使う場合とCCDを使う場合と
2種類ある。
イメージングプレートを使えば、今のパノラマレントゲン装置もデジタルレントゲン装置もそのまま使えるし、イメージングレートはある意味でフィルムのようなものなので取り組みやすいのだが、イメージングプレートを解析する時間が掛かるし
レントゲンの量はデジタル化しても思ったほど少なくならない。
CCDを使えば、2,3秒の短時間でデータが目の前のパソコンに表示されるし
レントゲンの照射量も今までの3分の1から、最高で8分の1まで軽減される。
ただしパノラマはデジタルパントモ化するのには高額な費用がかかるし
小さなデンタルレントゲンもCCDは硬いのでフィルムのように曲がらないので
お口の中の状況によってはCCDの入れ方によっては痛みを与えることがある。
なるべくプラスを多くしてマイナスを少なくするために昨日も数時間
スタッフが研修を続けた。
そして今日が本番だった。
記念すべき当院のレントゲンがデジタル化される日。
朝から朝日レントゲンとアイデンスの方が雪にも関わらず当院でスタンバイ!ありがたいことだ。
デジタル化を行った感想は
「早い!」
「綺麗!!」
「患者さんにも判り易い!!!」
と3拍子が揃っていた。
もっと早く導入すればよかった。私は少し後悔した。
導入が遅くなった最大の理由は私自身がデジタルを使いこなせる自信が無かったからだ。
携帯電話もほとんど使いこなせない私は
「院内ラン」や「サーバー機」「リンク」等の小難しい言葉に怖気ずいていた。
しかし私は決断した。
今日院内をデジタル化したことを私は本当にうれしく思った。
スタッフの一人がそんな私に質問した。
「院長、凄く高いお金がかかるんですか?何百万ですか?それと何千万ですか?」
忘れていた!導入が遅くなった本当の最大の理由は、私のマインドよりお金の問題だった。
支払い、どうしよう??