小さな会社☆儲けのルール
火曜日から歯科衛生士学校の
1年生が2人見学実習に来ている。
私の愛すべき教え子なので
当院から1つでも2つでも吸収して欲しい。
歯科衛生士を巡る動きが私の回りで
活発になっている。
高松に新規で出来る学校から連絡が入ったり!
岡山でも新たな動きが!!!
歯科衛生士は大切なパートナーなので
育成にも何とか協力をしたいのだが
これ以上忙しくなるのは果たして私の人生にとって???
先日ランチェスター経営の「小さな会社☆儲けのルール」の著者でも
ある栢野克己先生のセミナーに参加した。
実は栢野先生は私の恩人であるので、今回はお礼を言いに出かけた。
4年前、岡山グランドホテルで開催された栢野先生の講演会に
参加した私は知り合いが一人もいない中、勇気を出して懇親会まで参加した。
当時の栢野先生はブログの文章や2チャンネルなどの
怖いイメージがあったためか、それとも遠慮したためか?
誰も栢野先生の横に座ろうとしなかった。
遠慮と言う言葉を当時から知らなかった私は
ちゃっかりと栢野先生の横に座りセミナーの質疑応答で聞けなかった
それでもどうしても聞きたかった1つの質問をした。
その質問とは?
「私は岡山で歯科医院を開設している歯科医師です。
実は本を出版したいのですが、どうすればいいんですか?」
私の手には『小さな会社☆儲けのルー』の本が握られていた。
栢野先生は初対面の私に本の出版の仕方、企画書の書き方、売り込みの仕方を懇切丁寧に教えてくれた。
その通り行動した私は本の企画書を全国の23の出版社に郵送した。
その結果2つの出版社から電話がかかってきた。
その電話がかかってきた時のことは今でも覚えている。
自分なんか世間では全くの無名で自分の本が出せるなんて正直半信半疑だった。
内容は当時日本でも導入されてはいたが誤解の多かった
「歯のホワイトニング、審美歯科」について正しい知識を持ってもらうための本!
原稿の書き直し、書き直しで出版までの数ヶ月は死ぬ思いをしたが
出来上がった本の初校を持つ私は本当に幸せであった。
一度経験すると2度3度は実は簡単なこととなる。
その後同業者向けの本を2冊出版した私は3冊の著者となったのだ。
3冊全て合わせても100万円には届かないものの印税も頂いている。
ありがたいことだ。
それもこれも実現したのは私が4年前に栢野先生に質問したからに間違いない!
「あの時は本当にありがとうございます。おかげさまで本の出版が出来ました!」
懇親会で栢野先生の横に行った私はまずは名刺を差し出してお礼を述べた。
「そう、それは良かった!それが実現したのは中野さんがきちんと行動したから!
99%の人は言われても何も行動しないから!」
栢野先生は行動することの大切さを一言で表される。
「でもこの名刺じゃだめだよ!本のことも経歴も顔写真も何も書いていない!」
「はい!すぐに新しい名刺を作ります!」
最後までランチェスターの栢野先生、本当にありがとうございました。