歯科医院の保険点数
忙しいのにネットフリックスの
韓国ドラマ「ヴィンチェンチョ」に
はまっている。
ソンジュンギの綺麗な顔と
スタイルとスーツの着こなしが最高!
チョンヨビンの仕草と冷たい態度も最高!!
睡眠時間がまた削られる。
今回は歯科の難しい話、当院での定期検診が
他の歯科医院より高いのではと言うお話!
勿論当院は100%ルールを守って保険の診療を行っており
きちんとした保険請求を行っているのだが
下記のか強診認定の歯科医院と認定を受けていない歯科医院では
違いがありますと言うお話。
【かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)とは】
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)とは、
むし歯および歯周病の重症化を予防し、歯の喪失リスクの低減を図る観点から、
従来の削って詰める「治療」だけでなく、歯を失わせないための
定期的、継続的な歯の管理(予防歯科)を、組織的に行える
歯科診療所を評価する目的で新たに設立された制度です。
なかの歯科クリニックでは、か強診の認定を受け、
長い間通って頂いている当院の患者様のむし歯および
歯周病の重症化を予防するため、長く健康な歯と
付き合っていくため、予防、メンテナンスのご提供が
保険において可能になりました。
これからも地域のかかりつけ歯科医院として、
岡山の皆さまの歯の健康を守るため、スタッフ一同
より一層の努力をして参ります。
【かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)に認定されるためには】
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)は2021年現在、
全国の歯科診療所の数割も認定されていません。
それは認定には高いハードルがあるからです。
以下が認定されるための条件となります。
1、高齢者の心身の特性に係る研修など指定の研修を修了した常勤の歯科医師が在籍している
2、歯科医師が複数名配置されていること、又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ一名以上配置されている
3、患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき以下のような
装置・器具等を有していること。
①自動体外式除細動器(AED)
②経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
③酸素供給装置、
④血圧計、
⑤救急蘇生セット
⑥歯科用吸引装置
4、歯科訪問診療や歯周炎メンテナンス、クラウン・ブリッジ維持管理を継続的に行ってきた実績がある
5、高齢者の口腔機能管理に係る研修を受けている常勤の歯科医師がいる
6、在宅医療を行う医科や緊急時の連携している介護、福祉関係者、保険医療機関がある
7、口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた
洗浄、滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じている
8、歯科用吸引装置等などにより、歯科ユニット毎に歯を削る際に飛散する細かな物質を吸引できる環境を確保している
9、感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保している
【かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)に通われる患者さまのメリット】
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)に通われる
患者さまのメリットは以下の通りです。
①今までより患者さまの口腔内の状態などに合わせた適切な予防歯科治療を、保険で受けることが出来る
②歯科衛生士の専門的なPMTC(歯のクリーニング)が毎月でも保険で受けることが出来る
③虫歯養母のフッ素塗布が毎月保険で受けることが出来る
④今までは一部は保険適応で無かった予防処置が、括りの点数で受けることが出来る
⑤教育認定されているプロの歯科医師や歯科衛生士が在籍する歯科医院で予防処置を受けることが出来る
⑥歯科予防治療に必要な機械や器具がきちんと設置されている歯科医院で処置を受けることが出来る
【かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)に通われる患者さまのデメリット】
実は、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)に通われる患者さまのデメリットもあります。
①認定を受けていない歯科医院より初診料、再診料の費用が高くなるので一部負担金が高くなる
②認定を受けている歯科医院のSPTⅡと言う予防の点数と、認定を受けていない歯科医院のSPTと言う
予防の点数は、歯の本数で異なりますが、最大で2倍ほどの違いがある(患者さんの窓口のお支払いは
2倍になることがある)
可能かどうかは別ですが、なるべく安い値段で歯科衛生士から専門的な歯のクリーニングを定期的に受けたい方は、
か強診の認可を受けていない歯科医院の方が良いかもしれません。しかしプロの歯科医師の立場から
それを決してお薦めはしていません。か強診の認定を受けている歯科医院に是非通って下さい。