歯医者でハロウィン
土曜日の今日は新患の患者様が多い!
なぜ当院を選ばれたのか?
なにを期待してわざわざ当院まで来院されたのか?
それを聞き出すことが当院の歯科コンシェルジュの役目!
私の役目はその希望と実際の治療をしっかりと
結びつけること!
歯科の仕事は面白い!!
先日、往診から帰ると当院の内装がガラリと変わっていた。
10月31日のハロウィンのイベントの飾りつけをスタッフがしていたのだ。
ハロウィンとは?
キリスト教の伝統行事で毎年10月31日に行われる。
この日は死者の霊が家庭に帰ってきたり、魔女や精霊が現れるとも
信じられている。
日本のお盆みたいなものか?
子供は魔女の扮装をして「トリックオアトリート」
お菓子をくれないといたずらをするぞ!と言いながら近所の家庭を回る。
そのハロウィンイベントの飾りつけが完成した。
単なる飾りつけだけでなく、その日に来院されるかたにキャンディを贈ろうとか!
ハロウィンの仮装の格好で子供と写真を取ろうとか!
スタッフからのアイデアは尽きない。
しかしここで大きな問題が起こった。
歯医者で虫歯が出来るような砂糖入りの「キャンディを配るのは、果たしてどうか?
それでは虫歯が絶対出来ない、それ以上に虫歯菌を少なくする効果のあるキシリトール100%のお薦めのキャンディを配ろう!!
スタッフの意志は一つになった。
しかしここでまた大きな問題が起きた。
虫歯を全く起こさない100%キシリトールのキャンディが見つからない。
あるスタッフはスーパーやコンビニをしらみつぶしに回って
袋一杯のキャンディを購入してきた。
「歯を大切に!」「虫歯になりにくい!」と表示されているキャンディでも
裏をよく読むと砂糖も水飴も含まれている。
タバコのパッケージに「健康のために吸いすぎに注意しましょう!」とは書かれているが、このタバコを吸うと健康を害します。肺癌になる可能性が何%増えますとは決して書かれていない。
市販されているキャンディも同じレベルだった。
しかし困った!10月31日まで後10日しかない。
果たして虫歯を全く作らないキャンディは見つかるのであろうか?