パリへ!
多くの他の学校と同じように
子供の虫歯は激減している。
80名以上の子供の中で虫歯が多かったのは
わずかに3名!
この子供たちが大人になった時は
乳歯はもちろん、永久歯も虫歯ゼロで
過ごすことになると思われる。
私たち、歯科医師が扱う病気は
虫歯と歯周病!
先日の週間ダイヤモンドにも
医療業界で今後もっとも収入が下がるのは
歯科医師と書かれていた。
虫歯が少なくなるのは本当に良いことであるのだが
私たちは良いのだが、子供たちの世代の日本の
歯科医師が本当にこれから食ってゆけるのか?
不安を強く感じるここ数日だった。
5月1日はメーデーなのでヨーロッパの人は
ほとんどの人がお休みを取る中
私はその日フェルトキルヒから車で
ノイスバンシュタイン城経由でまた
ミュンヘンまで350 km 移動した。
そしてミュンヘン空港からその足で
パリへと飛んだ。
5月2日、3日と数年ぶりに開催される
パリのカヤット先生のインプラントセミナーに
参加するためだ 。
このセミナーはインプラテックスさんが
主催をされたのだが、過去の参加者に告知するだけで
あっという間に参加者が埋まって、一般の方には
全く告知をされなかったと言うセミナーだ。
私は過去に3回このカヤットセミナーに参加していて、
個人的にもインプラテックスさんにお願いをして
一人だけでこのカヤット先生のオフィスを
見学させてもらったこともある。
不思議なことに、このカヤットセミナーで
仲良くなったメンバーがたくさんいて、
毎年インプラント学会ではこのメンバーと
1日は集まって食事をして酒を飲むことが
恒例になっている。
今回も顔見知りの素晴らしいメンバーが
集まり朝から夕方までカヤットのインプラントの
オペを見学しながらコーディネーターの椎貝先生の
話を聞き、夜は皆で食事をして毎晩近くのカフェやバーで
深夜2時過ぎまでお店が終わって追い出されるまで
飲んで騒いだ。
本当に非常に楽しい時間だった。