テトラサイクリン歯の変色
久しぶりの6時半起床!
冬の6時半は暗いのね?暖かい布団から外に出るまでに15分経過!
早起きの意味が無い。
私は暖かい布団から外に出ることを痛みと感じている。
布団の中で無意味な時間を費やして、朝の貴重な時間を無駄にすることを
痛みと捉えないと、私の成長は絶対無い!
人は痛みを避けて快楽を得るように必ず行動するものだ。
1月に入り、歯の変色をホワイトニングで白くしたいと、数名の方が来院されている。
普通に自分の白い歯をもっと白くしたいのではない!茶色い歯の変色に長年悩んだ末での来院なのだ。
歯の変色の原因は恐らく小さい時に飲まれた薬が原因だ。
薬の名前はテトラサイクリン、抗生物質だ。
昭和40年代に、このテトラサイクリンはよく処方された。
長期間このテトラサイクリンを飲むことで歯が茶色に変色することがある。
特徴は横に縞が入った変色となること。
実はこのテトラサイクリンの変色は内面からの強固な変色のために
表面から行う歯のホワイトニングは禁忌!効果がでないとされていた。
実際、当院でもホワイトニングの効果がある程度現れて喜ばれる方と
患者様の希望までホワイトニングが進まず失望される方と
今まで結果が大きく割れていた。
ホワイトニングで満足されないで、次のステップとして
ダイレクトボンディングと言うプラスティックを歯に貼り付けたり
ラミネートベニアと言ってセラミックを歯に貼り付けることも行う。
しかしダイレクトボンディングもラミネートベニアも通常の被せと比較すると
格段に歯を削る量は少ないのだが、歯を削ることは削るのだ。
最近は自分の健康な歯は削りたくない方が増えてきている。
そのためにまたホワイトニングに舞い戻ることも多い。
ホワイトニングはアメリカで生まれてアメリカで育った。
私達日本の歯科医師は今でこそ日本でもホワイトニング剤は手に入るようになったが数年前までは全てアメリカから自己責任で個人輸入していたのだ。
今年こそ、日本人が考えた、日本人のための、日本人による歯のホワイトニング剤!またはホワイトニングシステムの登場を期待している。
何!そこまで言うんならあんたが作れ!
そうよね!社会人大学院という制度もある。
大学に帰りホワイトニング剤の共同研究するのも今年の目標として決して悪くない!!
しかしホリエモンが逮捕され、ライブドアブログから撤退の準備を進める友人の動きが出始めている。使いやすくて気に入っていたライブドアブログ!私も鞍替えを真剣に検討すべきであろうか?