リッツカールトン大阪
5年前にリッツカールトン日本初のホテルとして大阪にオープンした時は、大阪の街は関空景気が大はずれをして、不況真っただ中であり、本当にやっていけるのかとリッツファンの一人として大変心配でした。しかし最近ではUSJもオープンして大阪の街にも活気が戻り、ホテル自体も開業当初のサービス面でのぎこちなさも取れ、ハード、ソフト両面において日本で最高のホテルの1つになってきました。
大阪にホテル阪急インターナショナルがオープンしたときはホテルまでのアプローチ、インテリア、朝食のおいしさに目を見張ったものでしたが、リッツカールトン大阪がオープンして、私の中でホテル阪急インターナショナルは既に過去の女、いやホテルになってしまいました。
2、3年前までは日本のあるホテルサイトか海外のあるホテルサイトを通して予約をすると、クラブルームもスイートルームも正規料金の半額以下のレートで宿泊できました。
ここのクラブスイートは洗面所が2ヶ所あり、部屋の面積自体は決して広くはないのですが、リビングルームとベッドルームそれぞれセンスよくまとまっていて、アプローチのインテリアの食器の中にはキャンディーが入っていたり、とても楽しくステイすることができました。
クラブフロアでは夕食前の軽食とシャンパン&ワインが楽しめ、夕食後には照明が落とされプライベートバーの様に使えました。 また、朝食は和食、洋食ともとてもおいしく、梅田の街をながめながらの朝食はその日1日の活力となりました。
梅田方面からホテルに来ると、ハービス大阪の中を通ってホテルにはいることが多いのですが、ここは遠回りになってもホテル正面の長いアプローチから入らなくては行けません。
理想的にはベンツ等の高級車で乗り付けるといいのですが、たとえベンツが無くても徒歩にてエントランスへ向かっても必ず正装したベルマンが寄ってきて「チェックインですか?」とさりげなく荷物に手をのばします。ベルマンの案内でフロントに向かいますがチーク材を使った重厚なインテリアは外界とは別世界です。
日曜日は観光客、披露宴等の参加者で混み合いますので平日の午前中がベストです。
レストランも充実しています。地中海料理「スプレンディード」では朝食のビュッフェから夕食まで素材の味を重視した料理が楽しめます。 お子様メニューもあります。
フランス料理の「ラ・ベ」は大阪で唯一、気を張くフレンチとして評判です。日本の懐石風スタイルだそうですが、客層もハイソな方々が多く高級ワインと共にフレンチを楽しんでいます。私達がいったときはシェフがテーブルに挨拶に来られ、子供にサイン入りの紙製のコック帽をプレゼントしてもらいました。
「ザ ロビー ラウンジ」ではおいしい紅茶が楽しめます。家族4人で午後に紅茶を楽しんだ時は1万円以上払ってビックリしましたが。 日曜日はここも多くの人で混雑しています。
プールフィットネスも宿泊者は無料で利用できるのでうれしいですが、日曜日のプールは小さいお子様が多く少しうるさいです。 でもここのホテルの本当のすばらしさの1つはリッツカールトンのどのホテルにもいえることですが顧客管理のすばらしさです。 過去何回宿泊して、以前はどの部屋を利用したかまた、ゲストの好みをホテルマンがきちんと把握していて、サービスに反映されます。
歯科医院でも患者管理が大切ですので、いつも勉強させてもらっています。 最近高くなってなかなか宿泊できませんが、開業5周年記念の格安宿泊プランをぜひ出して下さい。 きっとまた、泊まりに行きますから!