インプラントな土曜日
明日の日曜に私が主催のセミナーを初めて岡山で開催する。
講師はビジネスマナーで有名なあの西出博子先生。
西出先生を東京から岡山にお呼びして、歯科医院のスタッフ向けに
ビジネスマナーセミナーを行うのだ。
参加者の名簿を見ていると、岡山県内の私の友人の歯科医院のスタッフも
多く見受けられるが、遠くは京都など県外からの参加者も多い。
今回のセミナーの目的は「歯科医院でお金を貰って働くことは大変なことだと、スタッフに気がついてもらうこと」
甘えを捨てないと、感動を呼ぶようなサービスなどできるはずもない。
西出先生のセミナーに私はとても期待している。
今日の土曜日はインプラントサタディとなった。
インプラント治療を行う方が多く来院された。
インプラントの上の歯の型を取る方、インプラントのメインテナンス
今からインプラントの説明をする人、
そしてインプラントの手術!
午後のオペはキャンセルになったものの
午前のオペでは、顎が細い女性の方に3本のインプラントを埋入した。
埋入場所も、深さも、サイズも、全てが術前のイメージ通りで大変うれしく思った。
インプラントがバッチリ入ったときの清涼感は何物にも変えがたい。
今日のオペの方は骨が薄いとはいえ、高さが十分あったので
特別な骨の移植などは必要なかったが、先日お見えになった女性の
上あごには全くインプラントを支える骨がなかった。
ここは無理をしないで岡山大学医学部歯学部病院のインプラント外来のU先生に紹介しようと、紹介状を書いて、診療後に大学に電話をした。
するとU先生、今2ヶ月ほどアメリカにインプラントの研修に行っていると言う。
研修先は西海岸のあの大学と、インプラント治療では世界的に名高い
ある先生のオフィース!
12月になると一段とパワーアップしたU先生が岡山に帰ってくるのであろうが
英語も堪能なU先生がまたまたアメリカで研修とは?
英語力もインプラント力にも劣る私は凄くジェラシーを感じるのであった。
最近診療室で10キロダイエットした私が、悪い病気ではないかと噂する患者様がいらっしゃる。
『私の胸の名札に「院長ダイエット中!」と赤字で書きなさい!
そうしないと悪い評判が立つよ!』と脅される私であった。