鹿児島の知覧と最福寺
悲喜こもごもな月曜が始まったが
ダメよ!ダメだめ!!
院長の私に笑顔が無ければ、スタッフも
当院の患者さんも不幸になってしまう!
ダメよ!ダメだめ!!
あなたが頑張らないと!!!
私は講師をお願いされた時は
最悪の状況を考えて、必ず前日に
その場所に入るように心がけている。
急な天候の変化で飛行機が飛ばなかったり
新幹線が遅れることは、よくあることだからだ。
単なる参加者ならまだしも、お金を貰って
講師をさせて頂く立場なら
絶対に失敗は許されない!!
だから私は必ず前日に会場入りする。
鹿児島中央駅に深夜の零時すぐに到着した
私とOさんは近所の屋台村で鹿児島入りを乾杯する。
そのまま飲み続け、ホテルの部屋に戻り
パソコンの資料を整理していると、既に
深夜の2時を回っていた。
睡眠時間3時間弱で起き上がり
Oさんと二人で知覧にある特攻記念会館へと
レンタカーを走らせる。
いつものように私は1アクション3ゴール!
鹿児島に私がが招かれたのなら
1、講演を成功裏に終わらせる
2、知覧の特攻平和会館と最福寺に行く
3、吉留先生のライブオペを見て
インプラント治療の技術を盗む
4、黒豚しゃぶしゃぶを堪能する!
いつの間にか、1アクション4ゴールに
なってしまっていた。
7時すぐにレンタカーを受け取り
知覧へと車を走らせる。
特攻に関しては多くの意見があることは
私も百も承知であるが、日本人なら
必ず私はここ知覧の特攻平和会館へと
足を運んでもらい、多くの特攻隊の方が
書かれた遺書を自分の目で読んでもらいたいと
切に願う!
http://www.chiran-tokkou.jp/
開館時間の前に到着したにも関わらず
私とOさんは、ここで若い特攻隊員の
多くの遺書を目にした。
当時の特攻隊員は村で一番優秀な
若者が選ばれていたはずだ。
誰もが達筆で家族や日本を思う言葉に
思わず涙する。
この方々の決死の思いがあるからこそ
今の私たちは存在している!
知覧を後にした私たちは
池口恵観先生の鹿児島最福寺で素晴らしい
木彫りの仏像を拝んで、お参りして
再度鹿児島市内に戻った。