笑顔と呼吸
子供は天真爛漫によく笑います。
本当に子供の笑顔は最高なのですが、笑顔が少ない、
ふさぎがちなお子様を最近ではよく見かけるようになりました。
小さなときからの塾通いや学校でのいじめなどのストレスも
多いのではと心配しています。
笑顔の効用は免疫力を高めるなど、全身の健康に影響することが
解明されています。
お子様に笑顔が増えて、体も元気になれば言うことはありません。
最近のお笑いブームも笑顔を増やすことにはつながりますので
否定はしませんが、テレビのお笑いに頼るのではなくて、
ここでは積極的にお子様の体をくすぐって、笑わせてみましょう。
後方に体重をかけると、肋骨の下の左脇腹に筋が出るのが
お分かりになると思います。
お子様を後ろから抱き、その部分をくすぐって笑わせてあげて下さい。
スキンシップにもつながるこの笑わせ方は、体をしっかりと支えながら行うことが大切です。
これからの日本を背負ってたつ子供の健康は今が一番大切なのです。
また健康のために呼吸を深くすることをお薦めします。
呼吸は体への最高のプレゼントです。食事を1週間食べないでも
人間は生きてゆけますが呼吸は10分止めると人間は死んでしまいます。
それほど重要な呼吸をおろそかにしていませんか?
全ての行動は息を吐くという行動から始まります。
エアロビクス、ヨガ、古武道でも全て最初に吐ききることから
始まります。
全身の抹消血の血流と吐ききる呼吸は大きく関係しています。
息を吐ききると、活性酸素の影響を受けなくなるので
赤血球に最も新しい活発な酸素を供給することができます。
そして抹消の血流がよくなり、体温が上がります。
そうすると免疫力が強くなり、若返りにもなります。
呼吸と聞くと息を吸う動作を最初に思い浮かべる方が多いのですが
実は息を吐ききる行動が、体の新陳代謝を大きく司っているために
大切なのです。
一日に数回の深呼吸をして、酸素を体に取り込みましょう。