ロスJAID インプラントコース
体を鍛えているのに背中が痛い?
誰かの失笑が聞こえるようだ!
でも痛いものは痛い!!
今回の研修はロスの有名な歯科医師の先生から
レクチャーを受けることだが、その最初の先生が
ロマリンダ大学のカン先生だ。
カン先生のことは日本で前歯にインプラントをする
人間なら誰でも知っている!
それだけ前歯のインプラントに関しては超有名人だ!
今回のレクチャーはいつもと趣向が違って
参加する私たち日本人の先生から数名が
症例発表をして、それにカン先生が
コメントしながらレクチャーを進める形になった。
その日本人からの症例発表をする先生を募集しますと
言うメールを私たちがもらったのは数ヶ月前のことだ。
私は真っ先に「私が発表します!」と手を挙げた。
超有名なあのカン先生の前で自分の仕事を見てもらって
コメントがもらえるなんて!そんなチャンスは二度とない!
チャンスの神様は前しか毛が生えていないので
チャンスと自分で思ったらすぐに手を伸ばして
捕まえないといけない。
私はすぐに手を伸ばしてチャンスの神様の
前髪を掴んだつもりだった。
しかし、そこからが大変だった!
日本と同じ形式で症例発表すれば良いと簡単に
思っていた私だが日本とアメリカでは歯の部位の
示し方も違えば、分類も全く異なっていた。
私はロマリンダに留学の経験のある
M先生や他の先生に助けてもらいながら
症例を仕上げていった。
ロスで発表するんだから英語でのプレゼンが必要!
私が通訳するんで日本語での発表でも大丈夫ですよと言う
M先生の優しいご提案を私は受け入れないであくまで
英語でのプレゼンにこだわった。
原稿を英語で書いて、私の英語の先生の
ハーディングに何度も見てもらい添削してもらった。
それから発音の修正、強弱のつけ方、プレゼンの仕方を
何度も何度も教えてもらった。