ハングリー? in 上海
私だって本当は1時間以上かけて
ゆっくりと夕食を楽しみたい!
しかし、昨日も今日も昼休みの
時間すら全くない私!!
私のランチが3分で終わることを
誰も知らない!!
だって私の1日はたった24時間しか
ないんだから!!
少し前に私は確かに上海にいた。
数年ぶりに行った上海は凄く発展していた。
私が以前宿泊したグランドハイアット上海は
当時、上海の全てを見下ろす高層ビルディングだったが
今は横に森ビルがより高いビルを建て
上層階にはパークハイアット上海が入り
既にその横には、もっと高いねじれたビルが
完成していた。
そのビルの最上階は霞にくすんで
もはや見渡せないバベルの塔の装いを
呈していた。
ここ数週間の中国の株式の低下の影響を
全く感じさせない上海の街は
近代的な高層ビルの裏手には
マッチ箱のような公団住宅が並び
チグハグな印象を受けるのは私だけであろうか?
私が一番驚いたことは、凄く美しい女性が
増えていることだった。
それも、どう見ても整形美人!
目や唇を触るのはもちろん、おでこにも顎にも
シリコンやらプロテーゼやらを確実に挿入されている
人造人間のような美し過ぎる女性が多いのには
本当に驚いた。
しかし、顔は変えることが出来ても
身長を伸ばすことは至難の業と思われるが
さすがに中国!
身長も凄く高い方が多く、全身パーフェクトな
女性ばかりで、私は驚きを隠しえないでいた。
全身を整形までして自分の価値を高めようとする
中国の女性に私は心底恐れる気持ちを感じた。
この時にこの場所、日本と言う国で生まれた私達日本人は
生まれながらに凄く恵まれていると思う。
52歳の私ですら、飢えた経験や、お金に心底困った
経験はほとんどないと思う。
だから、私達日本人は、お隣の韓国や中国に比べて
良い意味でのハングリー精神を忘れていることはないか?
ぬるま湯に浸かっていると、いつの間にか
周りの温度上昇に気が付かないで
「ゆでガエル」になることがある。
私は決して「ゆでガエル」にならないように
世界から日本をしっかりと見つめてゆきたい!!