院長 in バルセロナ
火曜日の診療を終わり
岡山駅から新大阪経由で
最終の「はるか」に何とか間に合って
午後10時前に関西空港駅に着く。
私は今からドバイ経由でバルセロナに
向かう。
バルセロナは2回目となるが、1回目の昨年は
パリからのバレンシア行きの予約していた飛行機が
欠航になり、急遽チケットを購入して飛んだバルセロナ空港で
深夜にロストバゲッジに会い、今日届く、今日届くと言われ続けた
私のスーツケースは結局5日間のバレンシア滞在中は届かないで
私はZARAの紙袋1枚で初スペイン5日間を過ごすことになった。
今回はリベンジの旅でもあった。
昨年はエールフランスとシャルルドゴール空港で
手痛い目にあったので、今回はドバイ経由の
エミレーツを選んだのだが、ドバイまで10時間半
ドバイで4時間半のトランジットの後、バルセロナまで
6時間半と値段で選んだチケットは、私の時間と
体力を容赦なく奪っていった。
しかし、エミレーツは時間通り飛んでくれ
昨年ロストバゲッジに会って、最終的に日本帰国後の
21日目に奇跡的に我が家に戻ってきた妻に借りた
ブルーのスーツケースは今回のバルセロナ空港では
3番の回転台から何とか出てきて
私の今回のバルセロナの旅は始まった。
今回、私はピエゾアカデミーと言うインプラント治療で
当院も頻繁に使用しているピエゾと言う超音波に近い器具の
第3回の世界的なシンポジウムだった。
4年前に初めて開催されたスイスのルガノでのシンポジウム
2年前にイタリアのフィレンチェで開催された2回目のシンポジウム
そして、今回のスペインのバルセロナで開催される3回目のシンポジウム
私は皆勤賞となっている。
そんな私にはある大きな任務が命じられていた。
それは日本の歯科の雑誌に記事を書くこと、この
シンポジウムの報告をすることだ。
バルセロナでの旅は始まった。