日本歯科臨床CADCAM学会
日曜日の夜はお世話になっている
岡山大学歯学部歯科麻酔科の忘年会
羽田からの飛行機が遅れ、かなり
遅刻しての到着になった。
その忘年会で、私が学生の頃からお世話に
なっているある大先輩の先生から
「もっと肩の力を抜いて、人生を楽しめ!!」
との有難い言葉を頂く。
来年は、いや再来年は楽しみます!!
いや、今でも楽しんでいます!!!
土曜日のANAの始発便で東京へ移動する。
秋葉原で開催された日本歯科臨床CADCAM学会
記念すべき第1回の学会に参加するためだ。
CADCAMとはセレックに代表される
コンピューターと機械を最大限に生かして
セラミック等の審美歯科治療を行うことである。
世界の歯科の世界は今ではCADCAM(キャドキャム)を
抜きには、もはや語れない!!
審美歯科治療だけでなく、インプラント治療にも
矯正治療にも、キャドキャムの恩恵は計り知れないのだ。
そのCADCAM(キャドキャム)の最新情報を
GETするだけでなく、私はある別の目的があって
秋葉原に向かった。
私は今年の6月スペインのバレンシアで開催された
カムログコングレスに参加した時にロストバゲッジに合い、
バレンシアでの6日間最後まで私のス-ツケ-スが
見つかることはなく、コンタクトは無く眼鏡男子、
髭剃りは無く、髭はボウポウ!!
髪はバサバサ、荷物はZARAの紙袋一つだけ!
そんな心身ともボロボロの私はバレンシアの空港で
ある日本人ご夫婦にお声をお掛けした。
そのI先生ご夫婦は、みすぼらしい私のことを
不憫に思ったのか?乗り継ぎのパリの空港で
私にフレンチと美味しいワインをご馳走して下さった。
数時間、不憫な私の話を聞いて下さったのだ。
そのI先生が、この日本歯科臨床CADCAM学会の
役員をされていらっしゃるのだ。
I先生にお礼を言うために私は秋葉原に向かった。
学会に参加した私は現地で友人や知人の先生に
多く合って進行を深めることが出来たし
最新の情報も得ることもできた。
そして、懇親会ではI先生と短い時間ではあるが
お礼を言うことまでできた。
人生は、誰と出会うかで決まってくる。
素晴らしい人生は素晴らしい人との出会いから
始まるのだ。
私は素晴らしい先輩や友人がいて
本当に幸せだと心から思って、
深夜2時過ぎまで銀座で飲んだ!!