おしゃれな歯医者さん
水曜日の午後は私だけ診療をお休みして
中島先生の最新のインプラントGBR
コースの2日目!今日のメインは
最新のマグネティックマレットについて!
素晴らしい機械だけど、買うためにはシンガポールの
コースに参加する必要と、高額な価格が!
しかし、この機械、構造は凄くシンプルそうに
見えるのだが、何でそんなに高いの??
先日の日本国際歯科大会、診療室以外の非日常の空間に、
スタッフとこんなに長時間一緒にいる機会も珍しい。
非日常空間に長くいればいるほど、人間はその人の素
本音が出ると言うものだ。
それも美味しい食事を食べながら、アルコールまで入ると
人間の体は良い方向に緩み始めるので、心の奥底の言葉
本音が出ることも多いと思う。
「今日、会場に白いパンツを履いた凄くカッコいい先生がいました!
それは岡山のS先生でした!!」
「S先生はスタイルも良くて男前なんで、
カッコいいのは当たり前よね?」
「いえ!院長も、もっとオシャレをするべきだと思います!!」
どうも、当院のスタッフは本音では院長の私のことを
オシャレだと思っていないようだ!!
「ごめん、髪は患者さんでもある散髪屋のTさんに
ずっとお願いしている!!」
「いや、髪型じゃありません、ファッションです!!」
ファッション??
確かに私は数年前に自分の人生からファッションと言う
言葉を断捨離で消した。
今の私は目の前の方が不快に感じる服装だけは避けて
清潔に見える服装だけを心がけてきた。
週末はほぼ学会とセミナーなので
ブラックス-ツと白シャツがあれば事足りる。
普段は診療室で着るユニフォームさえあれば事足りる。
悲しいことにジーンズは1本しか持っていない。
ポロシャツはわずか4枚、セーターも4枚
それ以外の服は断捨離の名のもとに
数年前に全て処分してしまった。
「院長、カラーパンツなんかどうですか?」
「いや、色付きのパンツを履くと、靴も買わないといけないし
シャツもジャケットもすべて合わさないといけない!」
「院長!それがファッション、おしゃれなんです!!」
私とスタッフの話はあくまで平行線だった。
最後の日にデンタルショーの会場で
私は千葉の柏市に凄い歯科医院を開業させた
ある凄いY先生に声を掛けられた。
「中野先生!」
振り返るとY先生は赤いカラーパンツを
履かれているではないか?
真っ赤??凄い???
岡山に戻り、さっそくコンビニでLEONを買って
院長の私はファッションをお勉強中!!