ハワイで嵐
日曜日、アンソニーロビンズ
直伝トレーナーの池田貴将先生の
数時間のワークショップに参加。
凄くためになる数時間だった。
しかし、日本でアンソニーロビンスの
認知度が大変低いことにショックを
受ける私だった。
関西国際空港を出発したデルタ機は
数時間後にハワイのホノルル国際空港に
無事到着した。
ホテルにチェックイン後に、ホテル内にある
ハーツレンタカーのカウンターで
レンタカーの手続き!
地下のハーツの駐車場に行くと
カマロのデカくて真っ赤なオープンカーが
止まっていて、驚いた。
「これに私が乗るのか?」
せっかくなんでオープンを前開にして
嵐15周年コンサート会場になっていた
コオリナリゾートを目指した。
講演開始は午後の5時30分から
会場に入れる時間は午後の4時30分からと
聞いていたので、余裕を持ってホテルを
出た私だったが、まさか嵐効果では
無いと思われるが、ハイウェイが劇込みで
1時間30分以上も到着にまでかかった。
会場は多くの嵐ファンの日本人女性の方で
埋め尽くされていた。
私は会場係りのいかついアメリカ人のお兄ちゃんに
「チケットドットコムはどこで手続きをするのか?」
と聞くと、この列に並べと言われた。
まさか?この長い列??
2000人以上は並んでいると思われる長蛇の列は
最後尾を探すだけで10分以上もかかった。
4時半からオープンと聞いていたが
この列は何時になっても動く気配が無かった。
暑い中、延々と待つしかなかった。
水は持ってきていたがタオルを持ってくるべきだったと
少し後悔した。
4時半をかなり回って少しづつ列が動き始めたのだが、
このペースでは開演となる5時30分までに
どんなに急いでも間に合わないな?
その列の誰もがそう感じていた。
「アメリカでは開演が30分以上遅れるなんて
よくあることです!」
私の前にいた小さな子供を2人連れた
ロスアンジェルス在住の女性の方がこう言った。
開演時間を10分過ぎた5時40分に
1台のヘリコプターが会場上空に来て
いきなり長蛇の列に並んでいる嵐ファンは
ヒートアップした。
「まさか始まらないよね?まだこんなに並んでいる!」
次の瞬間、恐らく嵐の5人がヘリコプターから
降りてきて、1ッ曲目の演奏が始まってしまった。
その瞬間に何重にも折れて並んでいた長蛇の列の
あちこちから悲鳴が上がった。
多くの嵐ファンが並んでいた列を離れて、
一目散に入口に向かって走り出した。
現地の係員はその暴挙を誰も止めない!
そして皆が一気に入口に向かって走り出した。
小さな子供たちはその波に飲み込まれて
ぐちゃぐちゃになっていた。
結局私が会場に入れたのは午後6時過ぎ!
ほとんど最後に入った形になった。
コンサートの内容は素晴らしかった。
嵐の5人がファンの方に気遣いをする様子、
ずっとファンの方を大切にしてきた姿勢が
いたるところに見られたコンサートだった。
特に15周年の道筋、成長がVTR等で見られ
彼らが国民的アイドルと言われる理由が
分かったような気がした。
私は帰りの混雑を避けて、一人だけ早めに会場を出て、
ホノルルに向けて帰ったのだが、最後のほうに5人の
メンバーからファンの方に向けてのメッセージがあ
ったようで会場は涙、涙になったようだ。
ホノルルに戻り、一人でも行きたかった
ビンテージケーブのあるアラモアナの前を通り
ホテルに戻った。
夕食は一人ぼっちでホテル近くの鉄板焼きを
食べに出かけた。
その日の「ビンテージケーブ」を借り切っていたのが
ジャニーズ事務所で、嵐の打ち上げがここで
行われていたことを後日私は知った。
「私も仲間に入れて欲しかった!!」