ニューヨークフレンチ 「ブーレイ」
今年に入っての診療も2日間が無事に終わる。
やはり年始なので急患の患者さんも多かったが
うまく対処してくれたすべてのスタッフに感謝!!
今年は新たな飛躍の年になりそうな
良い予感がしている。
4つ星シェフDavid Bouley(デイビッド・ブーレイ)のモダンフレンチレストラン。
1990年代前半、NYタイムズ紙の最高評価4ツ星と、レストランガイド『ザガット』ニューヨーク版の
最高評価を維持し続け、一躍ニューヨークのベストレストランと輝いた「ブーレー」。
NYの料理シーンに驚きと話題を提供している。
まずは、ニューヨークフレンチでは有名なトライベッカのブーレイ、
数か月前から予約を入れて何とか席を確保!
ホテルからタクシーで行くが、マンハッタンのミッドタウンから
20分ほど走り倉庫街のような場所に来て、どんどんと寂しくなり、
本当にこの場所であっているのと少し不安に思うが、無事に到着!
料理はアラカルトではなくてシェフお薦めのテイスティングメニューを選択!
料理のポーションが1皿1皿少なくて少し安心する。
アメリカの料理は時々とんでもない量が出てきて驚くからだ。
1皿、1皿の料理お味は本当に素晴らしかったのだが、私が一番
このブーレイで驚いたのはニューヨークフレンチに和が大きく入っていたことだった。
前菜の牡蠣のソースには「柚子」と「ポン酢」が使われ、
ウニの料理にも「出汁 dashi」が使用され、メインのお皿は「神戸牛」
メニューに、英語表示で yuzu dashi wasabi 等の表示が多く並ぶ。
ここはニューヨーク世界からすべてのものが入っているのは普通だと思うのだが、
韓国やタイ料理の要素はまったく見当たらない!
佐藤芳直先生が「世界はすべて日本化している!」とここ数年言われていることが本当によく理解できた。
ミシュランで日本が一番星の数が多いこともうなずける。
歯科の世界でも私は今まですべてのことがアメリカから、
またはヨーロッパから入ってくると思っていたのだが、
これからは日本初の歯科が世界基準になるかもしれない。
日本の歯科は国民皆保険の元、先進国では金額的に言えば
一番安い料金で歯科を利用できる。
また歯を抜かない、なるべく歯を残すことも、海外の歯科より
優れていると私は思っている。
日本の歯科医師であることに誇りをもって今年も頑張りたい!