モナコ 学会 初日目
気合を込めて、朝の8時前に
オステオロジーの会場に乗り込むも
早すぎて誰もいない!!
ちょっと早過ぎたのね??
5月2日(木)~4日(土)の3日間、
モナコで第10回International Symposium Osteology Monaco
が開催された。
今回は世界中から歯科医師約2700名が参加していて、
日本からも60名近くの歯科医師が参加していた。
特に今回の大会は、10回記念大会と言うことで、
口腔内の組織造成における科学と臨床をリンクさせると
言うテーマで、私たちの10年間の成功をお祝いしましょうと
10周年を祝うイベントも開催されていた。
しかし、ゴールデンウイークと言っても
日本からはるかに遠いモナコまで、わざわざ来られる
日本の先生のメンツは凄かった。
SJCDインターナショナルの山崎先生を始め、
SJCD東京やSJCD大阪の凄い先生を中心に、
歯科医師向けの本を書かれている先生や、セミナー、
スタディグループを率いる凄い先生があちらこちらに
見られて、私の日本から持参した名刺は
あっという間に底をついた。
このオステオロジーと言う学会は日本では
それほどメジャーではないが、少し前にやっと
日本でも認可されたバイオスと言う骨の補填材を
扱う会社が中心で行われている学会で、
再生治療とインプラント治療に関する
発表がほとんどだった。
世界中から歯科医師が集まっており、メインはすべて英語で
進む中、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語に
同時通訳される中、日本語への通訳はなく、必死で
英語を聞き取ろうと頑張る私だった。
ここで一つ種明かしをするが、私は決して
英語が得意ではない。
ヨーロッパでの歯科学会は、ほとんどの先生が
母国語と違う英語を話させるので
日本人の歯科医師でも何とか80%以上は
キャッチできるスピードで話される。
しかし、アメリカの学会はそうでない。
話されるスピードが早すぎて
ほとんど聞き取ることが不可能である。
だから私はアメリカの歯科学会は必ず同時通訳する
ものに参加して、ヨーロッパの学会は自分で聞き取る
努力をする。
初日の一日目は聞きなれない単語はスルーして
気軽に聞いていた私だが、2日目となると
なぜか急に目の色が変わっていた。
その理由は後ほど!!