私は診療をしない木曜日なのに
なぜか分刻みでスケジュールを
こなす。

金曜日、症例検討会の後
メールのチェックとメール相談の
返信が終われば、午後の１０時を
回っている。

同窓会の仕事も新たな役割が増えそうで
東京への会議に出る回数も増えそうだ。

時間が足りない！
全く時間が足りない！！

いますぐやるリストに書かれる
項目は増え続ける一方！

時間が欲しい！！！

昨日の木曜日、ある歯科衛生士学校の授業で
私は１年に１回しか行わない「究極の目標設定」のワークを行った。

こんな私だが、実は自己啓発オタク、成功法則オタク
目標設定オタクの部分があり、過去１０年間、
私は色々なセミナーを受講してきた。

あるセミナーでは受講者のほとんどが
ネットワークビジネスの参加者で引いたこともあれば、
あるセミナーでは潜在意識に摺り込むために大声を張り上げて
翌日、声が出無くなったこともあった。

火が付いた炭の上を裸足で歩いたり
地上から５メートルの空中で目の前の
ロープに飛び移ったこともある。

そんな目標設定オタクの私は
歯科衛生士を目指す彼女たちに目標設定の
エッセンスを話すことになった。

まずは、目標を決めて紙に書き出すことから！

私が受けたあるセミナーでは
「人生１００のリスト」と人生において実現させたい
１００の項目を上げることから始まった。

私は７年前に１００のリストを作り、いま読み返してみると
いくつも既に実現していることに驚いた。

「テレビ番組に自分のコーナーを持つ」
「ラジオ番組に自分のコーナーを持つ」
「新聞に歯のコーナーを持つ」

上記は既に達成していた。

「ライオンのテレビＣＭに出演する」
「ニューヨークでしばらく一人暮らしをする」

これはまだ達成していない。

人間って自分で脳でイメージできることしか
実現化しないのか？

彼女たちはまだ目標を書き出すことに
慣れていないから、半分の５０個を
２０分の時間で書き出すことから始めた。

。。。。

皆真剣だった。

これから先は企業秘密なので
ここで詳しく触れることは出来ないのだが
私は「究極の目標設定５つのステップ」に沿って
話を進めて、皆の目標の達成を約束した。

「私が皆さんの目標を必ず達成してみせます！」

授業が終わり、数名の学生さんから私は声を掛けられた。

「先生、絶対に私の目標を達成させて下さいね！」

「楽勝！楽勝！！」と軽く言いながら、少し不安になった私は
職員室で皆が書いた目標をこっそりと読んだ。

ほとんどの学生が
「素晴らしい歯科衛生士になること」
「幸せな家庭を持つこと」
「今の彼と結婚すること」
などと書いていた。

よし、よし、絶対に目標を達成するぞ！


そう思っていた私はある目標を見て頭を抱えた。

「ボンガに会いたい！」

ボンガ？

？？？

ボンガっていったい誰？？？？

Ｋポップの人、それとも動物？

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。